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そんなある日。



母「 あんた東京の専門学校行っていいわよ 」



「 っえ、なんで、 」



母「 お父さんと話したんだけど。あんた今まで我が儘そんな言ったことないでしょ?将来のことくらい好きな所行ってもらおうって。Aの意見を尊重しようってなったの 」



「 お母さん... 」



母「 それに。東京に行きたい理由もう1つあるんでしょ? 」



「 え...? 」



母「 廉くん。会いたいんでしょ?(笑) 」





いやまってお母さん...



私、廉がすきーって公言した覚えないよ?私ってそんな分かりやすい?!



母「 ふふ、分かるわよ自分の娘が恋してることくらい。お母さんもお父さんも廉くんなら文句ないわ。母親なめないで頂戴ね。 」



「 廉くんなら、って...私には勿体無いくらいだよ... 」



母「 もう最初からそんなネガティブにならない!あんたは他の子に比べて有利なのよ?分かる? 」



「 有利って...(笑) 」



母「 ともかく!ちゃんと勉強して東京行って廉くんと会いなさい!会ったらちゃんと連絡すること! 」





行きたいところにも行けるし廉にも会えるし。



許してくれた親にも感謝して私は上京することにした。





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作者名:ぽん | 作成日時:2019年7月21日 11時

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