【ボールルームへようこそ】Shall we dance? (ページ10)

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Step9 ページ10

青空「清春！」

あ、松葉杖

清春「青空さんすみません」

青空「気にしないで、お家変わってないよねおばさん達いる？」

いつも通りいつも通り...

清春「変わってないですけど、今日は一人です」

青空「ご飯、食べてきたの？」

清春「いえ、まだ食べてないですけど、作れないんで」

青空「なら、家泊まる？」

話す時間が欲しいから。

清春「(青空さんの家にお泊まり...)青空さんが良ければ」

青空「ならそうしよっか」

ｷｰｯｶﾞﾁｬ

清春(青空さん家いつみてもでっか)

青空「あの、清春、ご飯の前に話してもいい？」

清春「はい。」

青空「まず、ごめんなさい！」

清春「！？」

青空「私は歳上なのに、清春の怪我に気づいて挙げられなかったし、雫も傷ついてるだろうし、隼人に頼ってばっかだし、結局何が正しかったか今でもわからない。...でも、清春の体に無理させちゃったタンゴ、すごく綺麗だったの。好きだったの...」

ｷﾞｭｯ

青空「清春...？」

清春「俺こそごめん。青空さん。青空さんが思い込んでること薄々気づいてたし、また泣かせちゃった。青空さんがわるいなんて俺も仙石さんも多々良も、雫だって思ってないよ。」

青空「っ！清春。ありがとう。」

清春「こちらこそありがとう青空さん」

purururu

青空「もしもし隼人！清春とお話したよ！ｸﾞｽｯ
えっ、清春に泣かされたんじゃなくて、いやちがうのかな？」

清春「ちょ、青空さん俺後で殺されるから違うって言って！」

青空「え、清春？うん。今居る。なんでってお泊まりするから」

清春「あ、」

青空「清春にかわれだって」

隼人『もしもし清春。』

清春「...もしもし」

(隼人『青空と仲直りしたのはおめでとう。電話越しでも嬉しそうにしてるの伝わったわ。でもお泊まりって？今日家に使用人さん居ないんだろ？2人っきりか？ん？』

清春「羨ましい？」

隼人『当たり前だろ！俺だってほとんど使用人さんいてした事ないんだぞ！』

清春「じゃあ楽しませてもらうから」

隼人『は、ちょっおい！』ﾌﾟﾂｯ

青空「清春？隼人どうしたって？」

清春「楽しめよだそうです」

青空「ほんと！隼人がめずらしいー」

いつもなら小言行ってくるのに

清春(ホントだ花が飛んでる...喜んでるんだ)