【ボールルームへようこそ】Shall we dance? (ページ15)

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Step14 ページ15

隼人「さっき帰ってきたんだよ。家にいなかったからもしかしてと思ってきた」

青空「そっか、...怒ってる？」

勝手に踊っちゃったし

「そりゃ怒ってるよなー？可愛い可愛い青空がこーんな男と踊ってるんだもんねー？」

「青空、次僕と踊ろ」

え、なんで二人もいるの！？

多々良「え、誰？」

青空「あ、ごめん。チャラい方が綾人で大人しい方が奏人。二人も私の従兄弟で隼人の兄弟なの」

綾人「そーそー俺ら三つ子ー」

賀寿「おい綾人！こんな男ってなんだよ！」

綾人「こんな男はこんな男ーそんな短期だと、俺と違って(青空にも)モテないぞー？」

賀寿「んだと！？(青空さんにもってとこ見え見えなんだよ！)」

はぁ始まった。

青空「綾人、賀寿やめて。それよりなんでこっちに？」

隼人「父さんがせっかくだから三人で住めってさ。こいつらも乗り気だし(俺はやだったけど)」

はぁと疲れた様子の隼人

青空「なら何でこっちに？」

奏人「仙石さんが隼人に面白いもの見れるぞって言うから」

仙石「おいこら！内緒にしとけよ！」

仙石さん！

綾人「まあ、面白いどころか俺らに火付けちゃったけど」

隼人「賀寿。話聞かせてくれるよな？」

185cm三人に囲まれる賀寿。

流石に可愛そうだ

青空「まって3人とも。私が賀寿の誘いに乗ったの。」

「「！」」

隼人「青空が？」

青空「うん。...ちょっと頭にきちゃったのごめんね」

奏人(ﾖｼﾖｼ)

綾人「青空怒らせるとか何言ったんだよ賀寿ー」

賀寿「え、えっとー(何だろ)」

隼人「青空、言って？」

私の視線に合わせてくれる隼人。
それに続くように綾人と奏人もしゃがむ。

青空「賀寿が、隼人より幸せにするから隼人と清春何ていう屍は乗り越えてけって...」

奏人「そっかそっか」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

綾人「待ってな今締めてくる」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

賀寿「あっ...(察し)」

仙石「賀寿、ご愁傷様」

青空「隼人？」

賀寿のところに行った二人と違って下を向いてまだしゃがんでる隼人

青空「...怒ってるよね。ごめんね。カップル解散...とかかな？」

隼人「...はぁそんな分けないでしょ？そんなのやだし。」

ｷﾞｭｯ

隼人が立って私を優しく抱きしめる

隼人「青空が賀寿と踊ってて、すげぇ上手くて、青空輝いてて...なんて言うか、賀寿んとこ行っちゃうかもって思った」