【ボールルームへようこそ】Shall we dance? (ページ2)

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大会会場

準決勝

青空『間に合って良かった、ごめん付き合わせて』

隼人「いや、俺も見たかったし青空一人だと心配だから(変な奴に捕まらないか)」

なにそれどういうこと、私もう小さい子じゃないんだけど

隼人「(なんか勘違いしてる)ほらむくれたら可愛い顔が台無しだよ？」

青空「可愛くないからいい。置いてくよ」

「あの子美人...」
「おい、声掛けてくるか？」
「連絡先聞いちゃおうぜ！」
「あ、もしかしてあの子って...」

隼人(可愛く無かったらこんなこと言われないっての)

あ、もう決勝の人よばれてる

「仙石選手！写真１枚いいですか！」
「僕も！」
「私も！」

人だかりが邪魔で通れない

隼人「あー仙石さん来てるんだ」

青空「通れない」

雫と清春呼ばれてるじゃん
見たい、見たい

青空「(すっごい見てる。早く見たいのか)...よし、仙石さん行ったみたいだし行くよ」

あ、仙石さん前に座ってる
隣の男の子は知らない子だな
...ダンススクール始めるっていってたから生徒さん、かな？

仙石「兵藤清春。お前と同じ中三だ。」

へえ、隣の男の子はまだ中学生なのか

仙石「スタンダードとラテンの両部門でランキングトップっつうバケモンだ」

私達がプロになった後、清春がトップ取ってくれたんだ
さすがだね

仙石「お前プロになるとか言ってたよな。俺みたいになるとか思ってんだよな」

隼人「うっわぁ仙石さん今すごい顔してんだろーなー」

隼人が苦笑いしていう
後ろじゃわかんないけど多分そうだね
にしても彼、そんなこと言ったんだ。
仙石さんみたいにねぇ？

仙石「だったら見とかなきゃだよなぁ？倒さなきゃならんやつを」

ダンスが始まる

久しぶりに見たけど上手くなってる
一つ一つが綺麗で他の人と比べ物にならない。
プロレベルって言っても過言じゃない
...うん。好き。

隼人(相変わらずセンスの塊だな。青空好きそう。)

結果は雫と清春の優勝

いいものみーれた

隼人「青空帰るの？」

青空「うん。帰って荷物整理しなきゃでしょ？」

挨拶はまた今度、お邪魔してからにしようかな