青に染まって、君を想う。 (ページ25)

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山田side

山田「みんなは、どうしたい？」

それぞれうつむいてたり、どこか一点を見つめていたりしてたメンバーが、いっせいにこちらを向いた。

有岡「、どうしたい･･･？」

山田「いのおちゃんと、話すか、そっとしておくか。」

知念｢正直、僕がいのおちゃんに話に行っても、ダメだと、、思う･･･｣

知念が、悲しそうな表情をして、俺を見つめる。

俺も、知念と同じ気持ち。

中島｢知念が言いたいこと、俺もわかるよ｣

薮「、そんなの、わかんないだろ」

知念「ここは、関わりのながい、BESTの誰かが行った方がいいんじゃないかな」

頭のいい知念が、自分の気持ちを後回しにして決めたことだ。

山田「俺も賛成。たぶん、俺らじゃなにもできない、」

ゆーてぃの顔を見ると、伏し目がちに、俺の言葉にうなずいた。

有岡「、俺も、ダメだと思う」

八乙女「なんでよ、だいちゃんは、」

有岡｢俺たぶん、いまのいのちゃんの気持ちを考えて話すことが出来ない。｣

だいちゃんが、光くんの声をさえぎって、大きい声で話し出した、が、だんだんとその声は小さくなる。

髙木｢ぉれも、俺自身が、伊野尾くんの心を動かせるわけではないと思う｣

薮｢･･･どうすんの｣

八乙女「･･･薮、おまえが1人で行けよ」

薮「は？なんで、光のほうが･･･」

光くんの目から、涙が落ちた。