検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:52,018 hit

___ ページ24

中島side

薮くんが、圭人との電話を切って以来、会議室には沈黙が流れていた。


その沈黙を破ったのは、意外にも知念だった。


知念 「頼られてないんだ、いのちゃんに。」


八乙女 「なんで、そんなこと」

知念 「だって、相談すらされてないじゃん、」


薮 「、それ、は・・・」


知念 「メンバーだっていうのに、相談されてない、そういう話、なにもされなかったでしょ。
僕らじゃ、ダメだったんだよ。いのちゃんからしたら、何か足りなかったの。」


中島 「、何かって、、? 」


知念 「・・・それは分かんないけど」

・・・知念の言うことにも一理ある。

いつも一緒にいるメンバーは、本来なら1番 相談しやすい存在でなきゃいけないはず。


有岡 「俺らじゃ、だめ・・・」


大ちゃんのつぶやきが、各メンバーの心に刺さる。


、俺もそうだ。

いのちゃん、仕事がある日に体調くずす、とか最近よくあったし。

雑誌の撮影とかでもよく眠っちゃってたし。


気づける部分はたくさんあった。



ゆぅーとぉー!って、語尾に音符マークつけて駆け寄ってくる いのちゃんの顔が目に浮かぶ。



ここ何ヶ月か、あの笑顔もみてないな。




本当のいのちゃんを失ってしまった原因は、俺たちなんじゃないだろうか。

___→←#どうにでもなれ___



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
172人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Pao | 作成日時:2020年2月1日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。