＊ Aoshashinn ∞ Maruyama.R

# 010 ページ11

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A「…。」


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罰ってなんなんだ。


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やっぱり引っかかる。


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対したことではないだろうけど。


この人たちに私たちのことを秘密にしたい理由もわからない。


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渋「あ、おったんや。」

A「おはようございます。」


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渋谷さんとそれ以上の会話があるわけでもなく、


挨拶を交わすだけ。


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渋谷さんだけじゃない、他のやつだって。


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キラキラなアイドルからすれば、

根暗なやつなんかのこと知りたいなんて思いもしないだろう。


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でも、


ただ一人いる。


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私に構う奴が。


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丸「おはよ！Aちゃん！」


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丸山さん。


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A「おはようございます。」


丸「なぁ、時間までお喋りしよーや！」


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A「…無理です。」


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興味本位で話しかけないでほし…


丸「Aちゃんのこと知りたいんやけど。」


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まっすぐ私を見ていう彼。


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なんでよ…。

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