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第十五話 ページ15

部屋を出て庭に出る。




庭にはマサイ兄ちゃんが育てているバラがある。




それは人間世界では見られない色のバラ。




もちろん普通の色もあるけど七つの色がある。






そしてそれはなんとなくここに住んでいる吸血鬼全員のカラーなんだろうなって思う。






一番真ん中にあるのはシルク兄ちゃんの赤いバラ。



赤いバラの左にはンダホ兄ちゃんの大きい黄色いバラ。



赤いバラの右側にはマサイ兄ちゃんの青いバラ。



黄色いバラの隣にはぺけ兄ちゃんの深い緑のバラ。



青いバラの隣にはモトキ兄ちゃんの白いバラ。




緑のバラの隣はザカオ兄ちゃんのオレンジのバラ。




白いバラの隣はダーマ兄ちゃんの暗い紫のバラ。





なんか、素敵。






そしてふとオレンジのバラの隣に小さな茎が出ている事に気が付いた。





みると、少し花の色が見える。




「ピンク?」





うっすらとうすピンクのバラを見つけた。





ザ「やあ。」





いきなり後ろから声をかけられてびっくりする。






「ザカオ兄ちゃんか、、、びっくりした。」







ザ「ごめんごめん。バラを見てたの?」






「うん。これってイメージカラーだよね?」







ザ「そうだよ。」






「ザカオ兄ちゃんの隣に咲いてるバラって誰の色?」








そう問いかけるとザカオ兄ちゃんはゆっくりとそのバラに近づいて行く。





ザ「ふふっ。」






「え、なんで笑ったし!w」






ザ「これ多分、Aちゃんのだと思うよ!」




「え?私の?」





ザ「このバラたちを管理してるのはマサイだからマサイ、よっぽどAちゃんが好きなのね。」





「なんか、仲間になった気分。」






ザ「あくまで推測だから違う子のやつかもね、、、」






「え?」





え?他に女の子いるの?そう思った。







ザ「嘘だよwwAちゃん以外館に女の子入れたことないしww」







「あーザカ兄ちゃん嫌い。」






ザ「ちょ、ごめん!ごめん!本当に!」





ザカ兄ちゃんの焦ってる顔ウケるww





「許さないもんねー!」





ザ「お願いします。謝りますからー!」

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ピース - あなたの書いた小説を絵にかいていいですか? (2019年1月20日 13時) (レス) id: 03c8bb7154 (このIDを非表示/違反報告)
とと - 何回見ても面白いです (2017年8月7日 13時) (レス) id: 12cc67f0ab (このIDを非表示/違反報告)
aoao(プロフ) - ばんちょーさん» お、一緒ですね!文章力全然ないっすww (2017年7月25日 13時) (レス) id: a8d1453981 (このIDを非表示/違反報告)
ばんちょー(プロフ) - 中二だったんですね!( ゚д゚)私も中二なんですが、「なんだろう、この文章力の差は……。」とショックを受けてますw更新頑張って下さい! (2017年7月23日 19時) (レス) id: 7e32898fa3 (このIDを非表示/違反報告)
☆★blackcat blueeye★☆ - それなら良かったです…!夏休みに入ったからといって浮かれていると大変な目にあうので… これからも更新待ってます…!!!頑張ってくださいね…! (2017年7月20日 22時) (レス) id: 92ccd369f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aoao | 作成日時:2017年5月29日 22時

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