君の幸せ､私の幸せ

を ページ5

『蒼太がわたしのおもちゃとったああ！』

「Aだってつかってなかったじゃん！」

『いまからつかおうとしてたの！』

「Aはあのおもちゃつかえばいいだろ！」

『いやだ！』

先生「喧嘩しないで2人とも！」

『「ふん！」』

先生「(いつもは仲良いんだけど…)」

まだ好きじゃなかった頃

友達として大好きだったんだよ




「蒼太と付き合ってんのか？ww」

「生意気なんだよ」

『……』

「やめろよ！」

『え…』

「「なんだよ/なによ」」

「嫌がってるってわかんないのかよお前ら」

「「……」」

「A大丈夫か？」

『あ、だ、大丈夫…』

あんな一瞬で好きになるなんて



「俺たち付き合ってないのになww」

『…そうだよねww』

「友達として好きだけどさww」

『…ありがとう…』

叶わなくても気持ちが伝わらなくても

"好き”の気持ちになれた


それだけでいいんだ…

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