呪霊をあおっただけなのに

あたしと会社と山田 ページ6

Aside



A「うえーい、どんちゃんかっちゃんパーリーピーポー」

サラ「駅の前に病院あるでしょ？あそこの精神科の田中さんがあんたのことお呼びだそうよ」

A「マジ？」

サラ「まじ」

A「はいダウト〜」



隣にいるすんごいうざそうな顔をしているやつを横目に
壁にかけてあるホワイトボードを見る。


そこには今日行かなければならない家のリストが張り出されている。




A「今日は30件かぁ…」

サラ「めんどくさいのはわかるけどそろそろ支度しなさい。あと５分後に会社出るわよ」

A「えー、サラ一人で行ってきぃやぁ、、ほら、あたしここであんたに指示出すから」

サラ「どこぞのスパイかよ」

A「お、ナイスツッコミ！！山田さーん！！座布団３枚もってきてぇー」

サラ「ほら、そろそろ行くわよ。あと座布団は10枚持ってこい」




わお、サラったら欲張りぃなんて言いながら支度をする。

ほんとにめんどくさい、だれが好きで知らん奴の家を訪問しやなあかんねん。




あたしが会社に勤めてわかったことは1つだけ。
それは、


労働はクソだということ。



いやほんまにくそやと思う。



今見てる少年少女達よ、青春を楽しむんだぞ(泣)
＊(作者は学生です)


なんてことを思いながらあたしたちは1件目の家に向かった。


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佐藤「あれ？山田さんどうしたの？」

山田「いや、さっき瀬良さんが座布団持って来いって…」

佐藤「…お疲れ様、コーヒーでも入れてあげるよ」

山田「あ、ありがとうございます、、、？」

私の親友は変わり者→←母さん、、

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