・*裏入ります* ページ45
「知念えっろ」
きっと間抜けな顔をしているであろう僕を、
今こいつは えろいと言ったか。
ぶんぶんと頭を横に振り、
顔に力を入れる。
目、あわせてらんない。
「ごめんな、こんな奴で」
え？
ふ、と笑った涼介。
泳がせていた目を、慌てて前にリセットする。
いつものかっこいい笑顔。
何度もいうけど、本当にそう。
なのに、どこか悲しげだった。
僕を守ってくれる大切な存在が、
今じゃ崩れてしまいそうな。
繊細で、ぬるめの笑顔。
いつの間にか、
先程までの熱さは弱まっている。
「ごめん、じゃない」
下を向いて、ぽそっとつぶやいた。
涼介の脚を背景に、僕の脚がうつる。
影せいで、色は濃い目。
「え？」
涼介の顔なんて見れないくらい、
必死だった。
ただ、直感に任せ、ふらふら歩くみたいな。
「今、ほしいのは
ごめんじゃ、ないの」
途切れ途切れの言葉は、
涼介に伝わっているのだろうか。
自分でも何を言っているのか分からぬまま、
でも伝えたい事は明確のはずだ。
「ごめん、は、__やだ…
好きって、いってよ」
なにいってんだよ僕
とか、もう遅いって
さーっ、て目の前が真っ暗になって
ぎゅって、目をつむった
「……先に言われたっ」
ぱっと顔を上げる。
「へ……？」
明るい明るい笑顔の先に、
少しだけ涙が見え隠れしていた。
「……嘘、とか言ったら殴る」
「俺嘘はつかない主義ですから」
笑って笑って、笑って？
泣いて、泣いた。
こんな幸せが他にあるだろうか。
…♪…
「てか…ほんとにいいの…？」
「涼介ヘタレか。
家によんだ時点で
下心あったに決まってんじゃん」
絶賛用意中。
おどおどしてる涼介が
だんだん子犬にみえてきたんだけど。
必要なものも、ちゃんとあるんだから
リードしてくれてもいいのになぁ。
「用意できたよーっ」
おいでおいでしたら、ぎこちなく
歩いてきた。
ベットの方に引きずりこんで、
触れるだけのキスをする。
今思ったんだけど僕って肉食系だったんだね。
可愛い肉食とか最高じゃないっ？
涼介がおちるのも仕方ないよねー♡
「んんっ！！？」
余裕だったのも つかの間。
顔にスタンプを押すみたいなキス。
頭がぼーっとするのは息ができないせいだ、
きっと。
口内を荒らされる。
歯列をなぞられたり、唇を甘噛みされたり、
そのたびに卑 猥な音が響く。
また、熱が戻ってくる。
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かえで - kouさん» すごく嬉しいです…ありがとうございます…！今はスマホも買ってもらってイラストを書いてますよー！返信遅れすぎてすみません…またどこかで会えますように…！！ (2018年6月24日 16時) (
レス) id: 9a8bd36f0a (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 苺オムライスさん» リクエスト消化できず申し訳ありません…たくさん絡んでいただきありがとうございました！本当に楽しかったです！ (2018年6月24日 16時) (レス) id: 9a8bd36f0a (このIDを非表示/違反報告)
かえで - 占ツクでかえでとしてくるのは最後になりますが、また別アカウントで始めるかもしれません。あとは絵も描いていて、別アプリではありますが投稿しています。(スケッチというアプリで名前は「そま。【soma.】」です)そちらで絡んでいただければとても嬉しいです。 (2018年6月24日 16時) (レス) id: 9a8bd36f0a (このIDを非表示/違反報告)
かえで - みなさんお久しぶりです。かえでと申します。いきなり消えて申し訳ありません。私生活が忙しく、なかなか立ち上げられずにいました。そしてついにログインすらできなくなり…本当にすみません。やめさせていただきます。 (2018年6月24日 15時) (レス) id: 9a8bd36f0a (このIDを非表示/違反報告)
kou - すっごいおもしろかったです。スマホを買ってもらうまで３ＤＳでやっていたというのには驚きました。やまちねもいのありも、ありいのも全部面白かったです。 (2018年3月22日 17時) (レス) id: 6fef2e555d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえで | 作成日時：2017年7月23日 16時
