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亜嵐「はい、今日は俺の奢りっ!」
『いただきまーすっ』
召し上がれー、と可愛い笑顔で言う私たちのリーダー。
あの後、龍友くんと百々野さんがわちゃわちゃしてて訳が分からなくなってたときに
"あの2人のことも含めて話したいから、ご飯食べに行こ?"
って誘ってくれた。
思えば亜嵐くんと2人でご飯とか滅多にないから、結構緊張してたりする。
気を紛らわせるために飲み物を一口飲んだ。
「前に龍友くんから聞いたことあるんだけどさ、あの子後輩らしいよ。」
「それに加えて龍友くんの追っかけ。」
『追っかけ、?』
「そ、一方的な片想いってやつ。」
「聞いてる限り、龍友くんあの子のこと苦手みたいだから大丈夫。」
『う、うん...?』
「もー、だいたいねぇマネージャーはAだけでいいんだよー」
『研修生みたいな感じらしいから、こっちの担当になるかわからないみたいだよ』
仲良くなれたらいいなぁ、って思いと
少しお仕事に余裕もてるかなぁって思いがあったから少しだけ残念。
にしても、龍友くんの後輩かぁ。
なんか私の知らない龍友くんも知ってると思うと負けた気分...。
「なーに?その悩んでる顔ー」
『え、顔に出てた...?』
「...大丈夫だよ。Aは龍友くんに愛されてればそれで。」
亜嵐くんの言葉は、私にはまだ難しい。
愛されてるだけで、いいの?
愛されるっていつもみたいなこと?
考えてもわかんないから、目の前にある肉を口の中へ放り込んで誤魔化した。
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斐禄 - 最高すぎます……(語彙力) (2019年10月18日 18時) (レス) id: 8cbbf12531 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu(プロフ) - 続編お願いします!笑 (2019年1月19日 11時) (レス) id: eb6070b8e6 (このIDを非表示/違反報告)
萌夏(プロフ) - 面白かったです!続編書いて欲しいです! (2018年8月28日 18時) (レス) id: 477e912728 (このIDを非表示/違反報告)
る - 最高でした!龍友くんメインのお話でこんなにきゅんきゅんするのは初めてでした!ありがとうございました! (2018年5月13日 17時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
葵子(プロフ) - 凛々さん» コメントありがとうございますっm(_ _)m嬉しいです!(;Д;)(;Д;) (2018年4月5日 14時) (レス) id: 6b76cfea77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵子 | 作成日時:2018年2月13日 19時