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「え、したの?!」
『うん...唇には初めて、』
玲於くんと焼肉にきて、エレベーターでのことをご相談した。
頬と額は結構あったけど、唇は初めてされたから驚いた。
恋人じゃないのに、って自分で思って悲しくなって。
あの後はチョコあげて隼くんに見せびらかしてた。
「Aも素直じゃないねー」
『え、私?』
「だって嫌じゃなかったんでしょ?」
『...うん。』
「龍友くんは本当にAのこと好きだよ。」
真剣な顔して玲於くんにそう言われた。
それは充分伝わってきてるし、龍友くんが遊ぶような人だとは思ってない。
"そろそろ俺のこと好きになれや"
彼の声が頭の中でぐるぐる回ってる。
「龍友くんのこと、好き?」
『...た、ぶん』
多分なんて言ってしまったけど、心はもう彼に負けている。
認めてしまうと案外スッと心に溶け込むものだ。
明日から、どんな顔して彼に会おう...。
かなり恥ずかしい。
「今思い出して赤面すんなよ」
『え、赤くなってる...?!』
「トマトみてぇ」
『わぁ、恥ずかしい...。』
鼻で笑った玲於くんに感謝しつつ、目の前の焼かれてる肉をぱくりと一つ食べた。
_______♪
「電話、お前じゃね」
『本当だっ』
急いでスマホをバッグから取り出す。
手に取ると画面に表示されている文字は
"数原龍友"
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お気に入り、コメント、評価ありがとうございます...!!
こんなに伸びるなんて、予想外で嬉しいです!!
今後ともよろしくお願いします...!
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斐禄 - 最高すぎます……(語彙力) (2019年10月18日 18時) (レス) id: 8cbbf12531 (このIDを非表示/違反報告)
Yuu(プロフ) - 続編お願いします!笑 (2019年1月19日 11時) (レス) id: eb6070b8e6 (このIDを非表示/違反報告)
萌夏(プロフ) - 面白かったです!続編書いて欲しいです! (2018年8月28日 18時) (レス) id: 477e912728 (このIDを非表示/違反報告)
る - 最高でした!龍友くんメインのお話でこんなにきゅんきゅんするのは初めてでした!ありがとうございました! (2018年5月13日 17時) (レス) id: 563bc38863 (このIDを非表示/違反報告)
葵子(プロフ) - 凛々さん» コメントありがとうございますっm(_ _)m嬉しいです!(;Д;)(;Д;) (2018年4月5日 14時) (レス) id: 6b76cfea77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵子 | 作成日時:2018年2月13日 19時