"かずはら"の愛が重すぎる。

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玲於「お前さー、本当に龍友くんのこと大好きじゃん」

『うるさいー...』


玲於「ねー、龍友くん聞いてよー」

『ちょ、玲於くんっ！』




お馴染みの玲於くんに相談のコーナー(？)

なぜか龍友くんにバラされそうになってます。


なんで本人に言っちゃうの恥ずかしい！！





「なにー、またお説教してほしいん？」


玲於「違う違う」

『絶対違う』




"怖い笑顔の龍友くん"が最近よく出現しますね。


だって今玲於くん顔真っ青だもん。

この前のこと思い出してるよ絶対。




玲於「さっきまでさ、こいつGENETALK聞いてたんだけどー」

『ストップストップ、』



「玲於続けてー」

『...いひゃい。』




両頬をぎゅっと顔の中心に寄せられる。

私のストップも虚しく、龍友くんはすごく真剣な顔をして玲於くんの次の言葉を待っている。




玲於「龍友くんの出てる回だけ聞いてやがった、」

「なにそれ可愛い」




あー、言われちゃった。

だって龍友くんの関西弁と声好きだから...。


パッと両頬の手が離され、龍友くんにニヤニヤ笑われる。


お願いだからこっち見ないでっ






玲於「龍友くんの関西弁に悶えてたよ〜」

「うわあ、ニヤニヤしてるA見とけばよかったなぁ。」





『2人がいじめてくる...っ！！』



亜嵐「あらー、可愛いAちゃんいじめられてんの？」

「亜嵐くんが助けてあげよっかー？」



『亜嵐くーん...！』




「あほ、お前は俺で足りてるやろ。」



亜嵐くんの方へ向かおうとすると、頭を鷲掴みされて止められる。




"俺のこと大好きやもんなー？"

って得意げに聞いてきた。


いつもなら否定するのに、龍友くんへの感情が変わったからか否定することができない。

そういうの、本気で意識しちゃう。




「顔真っ赤ー、図星や。」

『...龍友くんのばか。』



これが私の唯一できた抵抗だ。









「やっぱり龍友くんに持ってかれちゃうなぁ」








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