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会話も途絶え、階数表示を見ればもうすぐ三階だ、裕太くんが降りる階。
降りやすいように開けるボタン押しとこう、そう思って少し扉側に近づく。
だが扉が開く前に彼によって体の向きを変えられ、向かい合わせになった。
『っあの、裕太く...』
突然の行動に頭も体も追いつけなくて、されるがまま。
整った顔が徐々に近づいてくる。目なんて閉じる暇もない。
一瞬、ほんの一瞬。柔らかい唇が、私の唇に触れた。
すぐに離れたそれは、熱くて。それにつられるように顔も熱くなっていく。
これは、キスだ。そう認識してから更に顔が熱い。
「んふっ、可愛い顔」
『っな、なななななにして......！！』
「恋人やもん、キスするのはおかしくないやん。」
そんなに嬉しそうに言わないの！！！！おかしいよ......いや、おかしくはないんだけどおかしいよ......！！
パンク寸前の私に対して満足気な裕太くんは"これで今日頑張れるー"とか言ってご機嫌。
推し、推しに、推しに...キスされた、？
パニック状態の私は震えは止まらないし顔は痛いくらいに熱いし大変。
三階に到着した音がパニックな頭に鳴り響く。え、置き去り？この状態の私を置き去りですか？
呆然とする私の頭を撫でて、"仕事頑張ってな"と手を振って彼はエレベーターを降りていった。
静かに扉は閉まり、私はへなへなとその場に崩れ落ちる。
え、この後仕事なんですけど集中できるとおもいます？
断言しましょう。絶対にできません！！！
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sui(プロフ) - このお話だいだいだいだいだいすきなんです…！裕太くんのどんなお話よりこのお話1番です(;_;) 更新されるのをずっと待っています… (2020年7月31日 17時) (
レス) id: 2efd24e246 (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - 突然すいません、僕らの淡い青春なんてという作品が大好きだったんですがなくなっていてショックです( ﾟдﾟ)もう見れないんでしょうか？ (2020年7月23日 3時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
ナズナ(プロフ) - 最っ高にキュンキュンして面白いです！更新楽しみにしています！ (2019年11月9日 22時) (レス) id: 06154fdfec (このIDを非表示/違反報告)
葵子(プロフ) - ふみなさん» ううううありがとうございます...！！(；； )更新頑張ります！ (2019年10月3日 23時) (レス) id: 6b76cfea77 (このIDを非表示/違反報告)
葵子(プロフ) - smileharu1130さん» 嬉しいです...(照)ありがとうございます！！ (2019年10月3日 23時) (レス) id: 6b76cfea77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵子
| 作成日時：2019年9月6日 23時
