【∞短編】メンバーでした。

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実は章ちゃんにも何かしらの感情を持っているのではないだろうか…。


「マル、横山くんおはよー。」


「まると横ちょおはよー！！」


「おー。ヤスとたつおはよ〜。」


章ちゃんと大倉がふたりで一緒に来た。


なんだろう。セ ックスしてたから好きとか思ってしまったんやろか？


いま実際章ちゃんを見ても思ったより好きという感情は出てこなかった。

いやそりゃかわいいとは思う←


「マル！おはよぉ♪」


あぁ…。やっぱりこの笑顔だ。


丸山隆平が惚れているのは渋谷すばるじゃないか。


「すばるくんおはよ！！」


声をかけられてから思わず
すぐ抱きしめた。


「あ〜っもうっ、お前はよ着替えてこいっ。おやじ臭むんむんやねん〜。」


「すばるくん！今日もお仕事、頑張りましょね！今日はいっぱい絡みたいなぁ！」



「お、おう…？」





「はーい、いい感じで〜す！」


今日の撮影は某ファッション雑誌のもの。


メンバー全員でのショットが一通り撮り終わる。


「丸山さん、安田くんとお願いしますねー。」


「あっはい♪」


マジかよ。このタイミングで組み合わせの相手章ちゃん(苦笑


先に撮っている大倉とすばるくんがかなりべったり引っつかされている。


よりにもよってそういうコンセプトで来るのねこのカメラマンさん…。


「あ〜！丸山くんもうちょい安田くんぎゅっといけない？」


「こうですかね。」


「…んー。」


ちょっとマル…ちゃんとせぇや！汗。俺に抱きしめられているヤスが小さく耳打ちする。


「こんな感じですよね！」


ヤスに思いっきり腕を前へひっ張られた。ヤスが後ろにいる僕の顔を自分の顔に引き寄せる為だ。


「ナイスポーズ♪」



もー。マルらしないなぁ。終わってから章ちゃんにそう言われた。


うん、ごめん(笑)


あー！あかん俺むっちゃガキやぁ〜〜っ！←


よし。次挽回するよ。


そう思いその後の収録に臨んだ。

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