寂しい...1 [2BRO/兄者] ページ6
....最近彼氏の兄者が構ってくれません｡
彼はさほどスキンシップが好きなタイプではないため､なかなかイチャイチャなど出来ませんが､私が触るのをただただ受け入れてくれます｡
でも最近､仕事も動画も忙しくなったのか､触るのも愚か一週間ほどあっていません｡
せめて電話だけでも､と思い掛けてみると｢ごめん､今忙しいからまた後で｡｣､と言って切られたきり帰ってきません｡
本来構ってちゃんの私は､そんなのが耐えられるわけがなく､毎夜毎夜泣いては寝の繰り返しです｡
貴女)兄者に嫌われたのかな...｡
今日も､枕を濡らしながら彼と笑い合う夢を見ます．．．
ピンポーン
今日は兄者以外めったに人が来ない我が家に､お客さんが来てくれました｡
おつ)Aおひさ〜
兄者の友達で2BROメンバー､第三の刺客と言われているおついちさんです｡
おついちさんはたまーに､心配して私の様子をこうして見に来てくれます｡
おつ)最近兄者と全然あってないようだけど大丈夫?
貴女)．．．大丈夫です｡
おつ)うっそだー､今めっちゃ目逸らしたもん！！Aちゃんわかり易すぎだよ！笑
おついちさんはこうやって笑はして､私に言いやすいようにしてくれます｡本当にいい人というか､オカンというか...
おつ)今なんか言ったかなAちゃ〜ん
貴女)な､なんも言ってません汗
おつ)ふふ､怒ってないよ｡別にオカンって言われ慣れてるし！特にあの赤髪の図体で飼い犬にね(遠い目)
貴女)あはは(苦笑)
おついちさん､ドンマイです｡
そう苦笑いしていると､おついちさんは元の真剣の顔に戻りこちらを見てきた｡
おつ)で､Aちゃん本当に大丈夫?
貴女)．．．本当は､大丈夫じゃない､です｡
その後洗いざらい､今の気持ちをおついちさんに吐き出した｡会えなくてツラいだの､声も聞けないのは本当にもう限界だ､とか｡
そんなしょうもない愚痴を､おついちさんは嫌な顔一つせづうんうんと相槌を打ちながら聞いてくれた｡
心の中のドロドロした気持ちを全部吐き出したら､スッと心が少しは軽くなった気がした｡
貴女)すいません､おついちさん｡こんな話聞かせちゃって汗
おつ)全然大丈夫だよ〜｡Aちゃんは本当に大事な子だからね､弟者とずっと心配してたんだよ｡
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作者名：黒狼 | 作成日時：2017年10月7日 16時
