春恋～終わりで始まり～ (ページ4)

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３,優しさ？ページ4

2人は私の話に真剣に耳を傾けてくれた｡
茶化すわけでもなく､黙々と聞いてくれていた｡

私が話を終わると､「よく言ってくれたね」って頭をなでた｡

やはり、持つべきものは友だなと実感した｡

その後､昼休みの終を告げるチャイムが鳴ったから､各々のクラスに帰っていった｡

美奈は横で､「学校終わったらファミレス行って､作戦会議やー!!」ってはしゃいでる｡

いや､作戦会議って(苦笑)

「まず行ったら何頼もうかな～(。-∀-)」

『あ､やっぱりそっちなんや(^_^;)』

その後は怒涛の２時間で､眠気を抑えるのに必死だった。

で､授業も終わったから次は掃除なわけで...。

『なんで､私がゴミ出し係なんよ！？泣』

自分の持ち場を掃除していたら､担任に「これ持っていってね｡」､と大量にゴミの入った袋を2袋もゴミ出し所へと運ばされている。

だれかに手伝ってもらおうと思っても､美奈はおらんし､二組の子で仲がいい子がいないから中々頼みずらいし．．．。

『お､重たい....汗』

何これ！？一体何入れてんのこん中に！！

てか､なぜに女子に頼むよ担任！？
こんな重いの男子に頼めよ！！

そうこうしている内に､やっと3階に降りれた｡

し､死ぬぞ私！！ここで倒れるぞ！！

トントン

「大丈夫？」

うわ！？誰かに肩叩かれたから､誰かと思って振り向いたら高原だった！！

『はぇ！?え､あ､いや､だ､大丈夫です！!////』

急な事だったから､テンパってしまった！
は､恥ずかしい.../////

「いや､大丈夫なわけないよ!?こんな重たいの女子1人じゃ持てないでしょ?ヽ(´o｀；」

『いや､もう大丈夫ですよ!!私実は力持ちで､こ､これぐらいヘッチャラ...(ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ)』

あ､やばい｡さっきにで力果たしちゃったみたい｡
手に力がはいらんばい(((^^;)

「クス」

わ､笑われたァァあぁあぁぁぁぁ！！？
高原くんに笑われてしまった！！

ああ､もう泣きそう｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡

『．．．．.///(半泣き)』

「あ､ごめん！？つい大谷さんが可愛かったから！！ホント､ごめんな！！ヽ(´o｀；」

か､か､可愛ぃぃいぃぃいぃぃ！！！？！
い､今可愛いって言いましたか！？

あ､もう今死んでもわたくし後悔しません｡

「お詫びに､ジュース奢るから！泣かんといて！！汗」

『(`･ω･´ )キリッ』

馬鹿だ､私はもう色々と馬鹿だ汗
これじゃあ､ジュースに釣られたみたいじゃないか｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡