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ミーンミーンミー...
照りつけるような太陽
今日も訪れる朝を知らせる
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ストレートアイロンでサラサラに仕上げた髪
ナチュラルに仕上げたメイク
何もかも調子が良い朝
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真「おはよう」
だって、あなたに会えるから
私の家まで走って駆け寄って来る彼に
思わず幸せの笑みがこぼれる
そんなに息を切らして、私を迎えに来てくれるんだね
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「おはよう、真司郎」
明日なんて来なければいいって
今までなんてそう、思っていたのに
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やっぱり、あなたは私の希望だ
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千「え〜!?2人、付き合ったの!?」
秀「転校してきたばっかなのに...やるなぁ」
光「どっちから告白したの?」
学校に着いた途端
みんなに囲まれながら、一応報告をした
真「もちろん俺!ひと目ボレやったからな〜」
千「きゃーっ!すごいね、Aちゃん!」
千晃ちゃんが嬉しそうに笑って私をぎゅっと抱きしめる
ふわふわして、すごく可愛い
秀「それに昨日と全然違うよな」
光「うん、雰囲気柔らかくなったね」
秀太くんと光啓くんが
笑いながら、当たり前のように私に話しかける
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昨日でたくさんのことが変わった
クラスの皆と話せること
話すのが怖くなくなったこと
初めて、男の子を好きになりかけていること
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真「9月やのに...暑すぎん?」
秀「ここはな(笑)京都と比べたら激暑だよ」
千「...じゃあ、学校帰り皆で海行こうよ!」
真「いいやん、賛成!」
真司郎が嬉しそうに手を挙げて笑う
そっか、行っちゃうなら
帰りは真司郎と一緒に帰れない
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「みんな...日焼け、気をつけてね」
私の言葉に、全員ポカンとした顔をして
真千光秀「「「「え、行かないの?」」」」
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「一緒に行っていいの...?」
千「もちろん!」
光「一緒に決まってるじゃん(笑)」
キラキラと太陽みたいに皆が私に笑いかけてくれる
不意に、涙が出そうになる
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そうだ、全部
真司郎が私の手を引いてくれたあの時から
何もかも変わり始めてる
真「意地でも連れてくからな?(笑)」
歯車が動き始めてる
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401人がお気に入り
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り ょ う な な *(プロフ) - また宇野ちゃんのセリフ「読んでくる」になってます! (2018年3月15日 18時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
Raichi(プロフ) - すごく世界観に引き込まれます!これからも楽しみにしてます!本当に大好きな小説です! (2018年3月13日 22時) (レス) id: 4945e2470c (このIDを非表示/違反報告)
キキ(プロフ) - No way backも大好きですがこの作品も同じくらい大好きです(*^^*)更新いつも楽しみにしているのでこれからも頑張って下さい!! (2018年3月13日 20時) (レス) id: 3834e8eb4b (このIDを非表示/違反報告)
り ょ う な な *(プロフ) - ななさん» いえいえ(*´`*) これからも応援してます♪ (2018年2月27日 18時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
り ょ う な な *(プロフ) - 更新頑張ってください(*´`*) (2018年2月27日 18時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな | 作成日時:2018年1月5日 19時