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見守る ページ7
「Aちゃんの言う通りだね。
伊野ちゃんはきっときみが贈ったものなら何でも喜んでくれるよ！」
「ありがとうございます。」
僕の言葉に今日会って初めての笑顔を見せてくれる。
そして彼女へ別の提案をする。
「そしたらさ。選ぶのに口出ししないから一緒に見ててもいい？
どんなの選ぶのか気になっちゃって。」
僕の言葉に今度は照れた表情。
「えっ？ なんか緊張しちゃいますね。」
「大丈夫。大丈夫。
僕のことは置物と思ってね。」
ここからは自分が伊野ちゃんへの誕生日プレゼントを選びに来たことを一旦置いておく。
そして、彼女の後についてプレゼント選びの行方を静かに見守ることにした。
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作者名：☆☆さお☆☆ | 作成日時：2018年4月7日 8時
