#18 ページ22
センラside
リリースイベントも無事に終了して、まーしぃとホテルに1泊泊まる。
ゆうて明日の朝には新幹線に乗って職場に向かうんやけどね(^_^;)
ということで今日はホテルで飲みます〜!
仕事)?!
飲むゆうてもちゃんとセーブするで?
明日仕事ってこともあるし。
まーしぃが風呂に入っている間に俺が酒を買いに行く。
今回のホテルは少し高めのホテルで、さらに最上階という豪華な1泊だ。
「えっと…確かここら辺に自販機が…あった。」
と、1人でボソボソ喋りながら早歩きで自販機の所へ向かう。
酒何あるかなあ〜♪
そんな感じでふわふわの気分になっていると、
ドンッ
目の前にいた女性に思いっきりぶつかってしまって、女の子が尻もちを着いてしまった。
あああ、俺なにやってんねん…
「っ、すみませ……は、早川さん…?」
しゃがんで顔を覗くと目の前にいたのは早川さん。
目が合ったのか、俺を見た瞬間目を真ん丸くして、「え…?」と声を発した。
「早川さんやんな?!」
俺は無意識に彼女の両手を自分の両手で包み込んでギュッと握った。
貴「あっえ、あ、せ、せんらさ…」
「ん、メイク落としても気づいてくれはったな〜?」
メイクを落としていても気付いてくれたことに少し嬉しく思う。
彼女はひたすらに顔を真っ赤にして「えっと、あの、、」と言い続けた。
「ん?」とキョトンとして、目線を手にやると、、無意識に手を握っていたのを見て我に返る。
「ご、ごめん!ビックリさせたよなあ…、はい、これ落とした飲み物。」
そう言って俺は2つのペットボトルを拾って早川さんに渡す。
貴「あ、あの、ありがとう、、ございます。」
「せや、ちょっとお話せぇへん?」
貴「えっ、あっ、、、は、はい」
その返事を聞くと、近くにあった椅子に腰を掛けた。
また会えたことが嬉しくて、偶然ではなく、運命だと思ってしまうくらいに今が幸せだと思ってしまった。
「こんなに会うとはもはや運命ちゃいます?」
と軽い気持ちで言ってみるけれど心は本気やで。
貴「ぐ、偶然ですよ…」
そう言って俯く彼女。
耳が真っ赤。照れてるなあ…
「ここで会ったのも何かの縁やし、Lime交換せぇへん?」
そう言うと顔は真っ赤だけれど驚き直ぐに目が丸く開き「え?」と聞き返してくる。
「だーかーら!Lime交換、しようや!」
1554人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あお(プロフ) - はじめまして。小説読ませて頂きました。すごく面白くてドキドキさせて貰いました。この先が気になってしまい楽しみで仕方有りません。これの他のメンバーの作品は有りますか?有ったら是非読みたいのですが?特に浦坂のが有ったら読みたいです。 (2019年6月11日 15時) (レス) id: 692ce0d98a (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 志奈乃@リスラーさん» 意外だからこそ楽しめるかなと思いました♪これからもどうぞよろしくお願いします(*´-`*) (2019年6月7日 1時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
志奈乃@リスラー - 一目惚れするのがまさかのセンラさんでびっくり...最初夢主が一目惚れするのかと思ってたw (2019年6月6日 0時) (レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
てろち - aonaさん» マジで死にますねΣd(゚∀゚d) (2019年6月4日 18時) (レス) id: 999d763a4b (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てろちさん» これ書いてて想像してしまって、1人でにやけてしまいましたもん…。志麻さんの低音イケボはもう誰もがキュンと来ちゃいますよね! (2019年6月3日 23時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aona | 作成日時:2019年5月23日 5時