〇ツイキャス ページ23
ー Aside ー
今日は珍しく千良と早めの帰宅。
まあ、お互い今日は早くノルマを達成出来た。
家に帰り、夜ご飯のオムライスとサラダを作り、ダイニングテーブルで食事をしていると、
セ「あっ、そうや」
千良は何かを思い出したかのように呟いた。
「ん?どしたの」
といつも通り話しかけると、
セ「A、せっかくやし、ツイキャスしよう?」
「えっ?」
突然過ぎて驚きが隠せない。
というかセンラさんの枠に私が出るの?
え?それ大丈夫、?
そんなことしか頭に無くて、体が固まった。
セ「はははっWそんなスプーン片手に体固まるの辞めろやWW大丈夫やって、俺に彼女いるのはみんな知っとるし、リスナーさんもAの声聞きたいかもしれんやん?」
「じゃ、じゃあ…」
私は少し不安を抱きつつも一緒にツイキャスをやることにした。
全て支度が終わってあとは寝るだけとなった23時。
セ「パソコン立ち上げんの面倒やし、携帯でええよな」
そう言って私と千良はベッドに座り、千良はアプリを起動し、色んな設定をしていくと
セ「んじゃ、始めるでぇー」
「えっ?ちょ!」
急に始めると言った千良にまだ心の準備が出来てない私が止めようとするも、既に私のロック画面には
センラ@浦島坂田船 さんが配信を始めました。
彼女と一緒に 少。
と表示された。
閲覧は通知と共にだんだん人が増え、1万を超えた。
セ「ちょ待ってぇやWWいつもの倍来てるんやけどお前らどんだけ暇なんW」
千良とセンラさんのキャラは全く変わらない。
センラさんだからと言って何かしていることというのは無い、キャラ設定など特にない。
< こんばんは!
< 遂に幸せそうな配信がっ
<今日は少し配信早いですね
セ「はぁい、こんばんはぁ。今日は仕事早く上がれたので日付超える前に配信出来ましたあ〜」
スマホに映る流れが早いコメントをパッと目に入ったものを読んでいく。
こんなに流れ早いっけ……
いつも閲覧5000とかじゃないっけ…1万いってるっけ…?日付超えてないから1万人見てるのかな…
口を少し開けて目を丸くして配信画面を見つめる。
< 彼女さん今どこにいらっしゃるんですか?
<声が聞こえませんね、彼女さん
< センラさんが一途だった彼女さんの声聞きたい
セ「あー、彼女な、今ねー…ちょっwおもろい顔しとるでw」
千良は急に私の顔を覗き見て笑い始める。
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2019年10月12日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ただのセンラ― - うん、好きです((本編完結おめでとうございます。過去編とかも大好きです!ネームの通りセンラーなので、こう言うセンラさんが頑張るお話大好きです。これからも頑張ってください!応援しています。 (2019年5月26日 20時) (レス) id: 48d1717d9d (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - リス_ラさん» 本編全て読んだんですか!?嬉しすぎてリアルで驚いてしまいました…ありがとうございます!少しでもそう思っていただけれて嬉しいです!ありがとうございます! (2019年4月28日 17時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
リス_ラ - 本編完結?おめでとうございます!過去編、とても感動しました!私は1から読んでいたのですが、センラさんの推しということもあり(?)とても楽しませて頂きました!短編のほうも待ってます、応援してます!! (2019年4月28日 14時) (レス) id: 4cddf3a5c1 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 美萩さん» ありがとうございます、!正直前から評価は気にせず、自分ペースで更新させていただいております。面白いと言ってくださる方がいて嬉しいです、ありがとうございます(TT) (2019年4月26日 19時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aona | 作成日時:2019年4月26日 18時