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理性…保たなあかん……。
落ち着けセンラ…。
大丈夫やきっと!
貴「千良来たらなんか温かくなった…」
「そ、そかあ、よかった」
貴「今日はまったりしよう…?」
「せ、せやね〜」
まったり出来ひんわ!!!
まったりという言葉とは逆に、心臓の動きは反比例しとるから!!!
貴「スー…スー…」
「……あれ。」
気がつけばAは俺を向かい合いながら寝ていた。
……。無防備すぎんか。
「そんな無防備やと、理性たもてへんって。」
そう小さく呟きながらAの頭を優しく撫でると、満足げに笑を零しながら眠っている。
「ホンマにかわええんやから…愛してるで。一生Aのこと守るし、誰にも渡さへんからね。」
そう言って少し温かいおでこに軽くキスを落とし、瞼を閉じた。
……。
…………。
「ん…」
目を覚まし、携帯画面を付けると、ロック画面に「14:15」という文字が浮き上がっていた。
そんなに寝とったんや……。
目の前にはまだぐっすり寝たAがいた。、
寝て起きて一番最初に視界に入るのが彼女ってやっぱ彼氏の特権やね…!
よし…起きるか…。
そしてAを起こさないようにベッドから降りる。
「あっ、ペットボトル変えとくか。」
そう言ってかなりぬるくなったペットボトルをベッドの中から取り、お湯を沸かして新しいものを用意する。
部屋に戻り、それを同じ位置に置く。
お昼作らなあかんな…。
そう言って再びキッチンに戻り、買ってきたものでスープを作り始める。
「いやぁ、まじクック〇ッド最強やわ…クック〇ッド(最強)やなぁ」
ぼそぼそくだらないことを呟きながらも手を動かしていく。
貴「センラおはよう…」
「ふぁっ!?A?!何しとん!寝とき?!」
スープ完成間近という時に、Aは起きてダイニングテーブルの方に来た。
貴「いい感じに寝れたし、薬とこのお湯の入ったペットボトルが凄く効いたからかなり体楽になったの!」
「そ、そうなんか…。じゃあ座っとき。もうすぐでお昼ご飯出来るから。ちょっと遅めだけど」
うん、と言って素直にAはダイニングテーブルに座った。
器にスープを入れ、Aのいるダイニングテーブルに置く。
貴「えっ美味しそう…!」
「やろぉ?飲んでみてや〜」
クック〇ッド様様やからな!上手くできとるはず!
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ちょこ - 終わってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます! (2019年10月12日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ただのセンラ― - うん、好きです((本編完結おめでとうございます。過去編とかも大好きです!ネームの通りセンラーなので、こう言うセンラさんが頑張るお話大好きです。これからも頑張ってください!応援しています。 (2019年5月26日 20時) (レス) id: 48d1717d9d (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - リス_ラさん» 本編全て読んだんですか!?嬉しすぎてリアルで驚いてしまいました…ありがとうございます!少しでもそう思っていただけれて嬉しいです!ありがとうございます! (2019年4月28日 17時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
リス_ラ - 本編完結?おめでとうございます!過去編、とても感動しました!私は1から読んでいたのですが、センラさんの推しということもあり(?)とても楽しませて頂きました!短編のほうも待ってます、応援してます!! (2019年4月28日 14時) (レス) id: 4cddf3a5c1 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 美萩さん» ありがとうございます、!正直前から評価は気にせず、自分ペースで更新させていただいております。面白いと言ってくださる方がいて嬉しいです、ありがとうございます(TT) (2019年4月26日 19時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aona | 作成日時:2019年4月26日 18時