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｢そう…かな？多分化粧濃くしすぎて顔真っ白なんだよ〜はは…｣
なんて誤魔化してみるも、
セ｢嘘や、誰が顔白い言うたん。確かに血の気がない感じもするけど俺が言いたいんは目がとろーんとしとるし、ちょっと頬赤いでって言いたいねん｣
そっちい？！？
｢ね、眠いんだよね〜…あとちょっと暑くて〜…｣
セ｢眠いときの目と体調悪い時の目はちゃうやろ。それに今まだ4月やけど？全然暑くないで？｣
｢うっ…｣
セ｢………はぁ。無理せぇへんでもええのに。ほら、熱測ったる。おでここっちに出しぃ。｣
もうダメだ、嘘つけない…
仕方なくおでこを千良に近付ける。
そして千良は片手を自分のおでこに。
そしてもう片方の手を私のおでこに当てる。
セ｢……うーん、そんな熱いわけやないやけど、微熱っぽいなあ。｣
｢えっと…実は…｣
そう言って私は女の子の日だと言うことを恥ずかしながらもボソッと伝えた。
セ｢生理ぃ？…そうやったんか、ごめん、気付けんくて。女の子にしかわからない辛さなんやろなあ…今日は休みやし、やれる事あったら言ってな。｣
｢うん、ありがとう…｣
はあ優男ありがとうありがとう…
もう自慢の彼氏だ……。
｢とりあえず朝ご飯食べちゃお！｣
｢ご飯冷めちゃうよ｣と言って私は話を切り替える。
それに千良も｢せやな｣と言って2人で朝ご飯を食べ始める。
辛さを和らげる薬を飲まなきゃだから、朝ご飯はしっかり食べなきゃ、と思いお茶漬け1杯を頑張って食べ切る。
食べている時も千良は何度か｢大丈夫？｣｢無理せんでええからね。｣と声をかけてくれた。
朝ご飯も無事食べ終わって、片付けようとすると、
セ｢俺がやっとくから部屋で寝とき？｣
そう言って私が持っている皿を取り上げ、そのままシンクのあるキッチンに持っていく。
｢あ、ありがと…｣
正直もう限界が近かった。
それでも千良には精一杯の笑顔を見せる。
コップに1杯分の水を入れてフラフラしながらも部屋に向かう。
部屋にある薬が纏めて入っている引き出しを開ける。
｢………ない。｣
前回も生理痛が酷くて飲んだんだっけ…
無いんじゃ仕方ないか…。
あとで元気になった時に買いに行こう。
そう考えて、部屋から出てコップに入った水を捨てに行こうとキッチンに向かおうとする。
でももう限界だった。
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ちょこ - 終わってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！ (2019年10月12日 22時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ただのセンラ― - うん、好きです((本編完結おめでとうございます。過去編とかも大好きです！ネームの通りセンラーなので、こう言うセンラさんが頑張るお話大好きです。これからも頑張ってください！応援しています。 (2019年5月26日 20時) (レス) id: 48d1717d9d (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - リス_ラさん» 本編全て読んだんですか！？嬉しすぎてリアルで驚いてしまいました…ありがとうございます！少しでもそう思っていただけれて嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年4月28日 17時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
リス_ラ - 本編完結?おめでとうございます！過去編、とても感動しました！私は1から読んでいたのですが、センラさんの推しということもあり(?)とても楽しませて頂きました！短編のほうも待ってます、応援してます！！ (2019年4月28日 14時) (レス) id: 4cddf3a5c1 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - 美萩さん» ありがとうございます、！正直前から評価は気にせず、自分ペースで更新させていただいております。面白いと言ってくださる方がいて嬉しいです、ありがとうございます(TT) (2019年4月26日 19時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aona | 作成日時：2019年4月26日 18時
