2 楽屋で再会、そして。【センラ】 (ページ8)

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ーセンラside ー

貴｢て…手伝って…ください｣

そんな上目遣い昔はやらんかったやろ。
ズッキューンやで？
もう純情ぶってAの事がスキスキ絶頂症やよ！？
(すみませんでした)

そんなん断れへんやん…

｢…ええよ｣

顔見れへんって！可愛すぎやもん。

ー約1時間後ー

結局面倒な資料以外のものも手伝った。

｢よし…A～？終わった？｣

貴｢終わったあああ！！｣

｢お、よかったよかった｣

貴｢千良手伝ってくれてありがとう…手伝ってくれなかったら終電逃すまでやってた…｣

｢それはやりすぎやろ(笑)ほな、帰ろか｣

貴｢うん！帰る！｣

そう言って2人は会社を出た。

帰り道、Aは土曜日の事について話し始めた。

貴｢…土曜日さ、何時の新幹線？｣

｢んー？8時やで。Aの新幹線の取ってあるから安心しとき｣

貴｢あっ、そっか、ありがとう！｣

｢えーよえーよ！関係者席、メンバーとかいるけど気にせんとってな。なんか言われたら幼馴染って言えばええから｣

メンバーには好きな子とか言ってへん。
てか言えへん！

でも…やっぱいつかは伝えなあかんかな…。

ファイナルの後にキャスで伝えるか…

Aが風呂入ってる時にでもバレんように短時間で伝えよう。

貴｢ー？ねえ、千良？｣

｢うわっ｣

貴｢どうしたの？ぼーっとして。考え事？｣

｢へ？あ、まあ、せやね。｣

こんな時に何考えとるん！
好きな子のことをしっかり考えなあかん…！

貴｢でさ、土曜日ファイナルで日曜日は何時に帰るの？｣

｢んー、ホテルチェックアウトが11時までやからその後大阪観光軽くする？｣

貴｢え！したい！｣

｢ええね～！たこ焼き食いたくなってきたわ｣

貴｢食べよう？！｣

｢食べる！｣

そんな感じでいろんな話で盛り上がってたらもうAの家。
早いなあ。

貴｢体調崩さないでね、おやすみ｣

｢Aもな、また明日｣

そう言って僕ら別れた。
いやなんか別れたいって言い方嫌やわ！
僕の家に連れ込みたいわー。()
はあ～。。。

ホテル、なあ…
頑張って理性抑えなあかんな…()