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#70 ページ29

スタッフに案内されて着いた楽屋。


そこには 浦島坂田船 センラ様と書かれた紙が貼られている。
個室もあるんだ…すごい。

スタッフが「センラさん〜、お呼びしました。」


と言うと中から聞き慣れた声が聞こえてくる。

ああ、センラさんだ。


そう思っていると前のドアが開き目の前にいるのは大好きな人。


スタッフはそのまま静かに仕事に戻ってしまった。


セ「待っとったよ〜、ほら、入り?」


そう言って笑顔で招き入れてくれる。


「え、い、いいんですか…?」


セ「いいんですかって…W ここまで来る方も凄いことやで?」


「あ、す、すみません」


セ「いやええんよ!俺が誘ったからWWW」



何から何まで優しいなあ。。。



セ「とりあえず、入り?」


「すみません、お邪魔します…!」


「あれ、お邪魔します……?」


家じゃないのに…?あれっ、。?



そう思いながらもセンラさんの楽屋へ足を踏み入れる。

センラさんは笑いながらドアを閉めて、「お邪魔しますかあWおもろいなあAちゃんW」と言っていた。


「うう恥ずかしい…」


セ「ふふ、まあそこ座ってや。」


「あっ、失礼します。」



そう言って二人がけか、それより少し大きい位のソファーに腰をかける。


すると、


セ「よいしょっ…」


え?


ええええええ?!


隣い?!近いです、近いです、近いです!



セ「どしたん?なんか焦っとるみたいやけど…」


「あああえと、いえ、その、なんでもないです、」


さすがに離れろなんて言えないわ!無理!!!



セ「?………。まあええわ!今日はありがとうな!」


「あっ、いえ!ほんとに素敵な公演で、2日間とも泣いてしまいました…」


セ「今日は昨日の分ちゃんとファンサ出来て満足やわ〜W 周り黄色居らんかったから見つけやすかったで!」


「いやほんとにそうなんです!居なかったんです…!しかも近いですし…」


セ「初めて近くで見たんよね?」


「え、なんで…」



そんなことを言った覚えが…



セ「1番最初会った時に新幹線で言われたで?」


「ああああ…」



懐かしい、私がセンラさんだと知らずに普通のサラリーマンに浦島坂田船の話をしていた…

ああ思い出すだけで黒歴史が蘇る…



セ「あん時、すごい昔から俺の事応援してくれてたんやなあって、しかも凄くいい子やなって、思ってん。ほんまありがとうな。」


「いやいやいやこちらこそ…センラさんだと気付かずにベラベラと…」


セ「ふふっ、懐かしいな」

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設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , センラ   
作品ジャンル:恋愛
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ちょこ - とてもよかったです!その後話がもっと欲しい! (2019年12月8日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - さかたんがいいです! (2019年8月14日 8時) (レス) id: 1e074f746a (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» ファイト!!!!! (2019年8月13日 11時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)
aona(プロフ) - てるち。さん» らぶらぶなの作ってみる…笑 (2019年8月13日 11時) (レス) id: 99cf67e177 (このIDを非表示/違反報告)
てるち。(プロフ) - aonaさん» …分からん…(今俺の新作手こずってるから…(坂田さんメインのお話)待って本当に分からん) (2019年8月13日 10時) (レス) id: 65c4e0b590 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aona | 作成日時:2019年7月14日 22時

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