2 新幹線で一目惚れ【センラ】 (ページ16)

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Aside．

センラさんとツーショをして、まさかのサインまでいただいて…
はあああ私なんかのために…

スタッフ「すみません、お時間です」

「あっ」

セ「ほんまライブ前に元気出たで、ありがとうな」

「いえ！こちらこそ！ライブ楽しみにしてます！(ﾆｺｯ)」

話がちょうど終わると瑠花もちょうど終わったみたいで、私の所まで来て、楽屋を出た。

4人は私たちが出るまで手を振ってくれて、リスナー一人一人を大切にしてくれてる事がよくわかった。

会場を出て、案内をしてくれたスタッフさんにもお礼を告げた。

開場まで時間がまだあるし、近くでゆっくりしようかと話になり、カフェに入りゆっくりすることにした。

ライブの日ということもあってどこのお店も例の法被を着た人、ゴリゴリ量産型JKなどたくさんの人がいた。

なんとか二人席を確保して、ドリンクを注文をする。

私達はドリンクだけの注文だったからか、注文してから直ぐに持ってこられた。

2人で1口飲んだあと、

瑠「ねえ、、、」

瑠花が口を開いた

「ん？」

スマホ画面から顔を上げて瑠花を見る。

瑠「志麻さんと連絡先交換した…」

かなり静かな声で私に聞こえるように話してきた。

「え？？おめでとうじゃん。」

瑠「どうしよう、既にLime来てる、」

「え？どれ、」

志麻『ほんま今日はありがとうな！ライブ、楽しんでってや♪』

関西弁な感じからして本物の志麻さんと改めて実感する。

瑠「ねえ、やばい、どうしよう。」

「私達さすがにやばいよね…申し訳ないとか…なんというか…」

瑠「そうなんだよ～。。。いや全然一般ピーポーで合コンで出会って連絡先交換するならまだしもあの御方はアイドルのようなもんだし…。」(伝われ)

「うん、、そうなんだよ、、うんうん、」

センラさんと連絡先を交換しているからこそ共感できるこの複雑な気持ち。

瑠「まっ、志麻さんに服装もスタイルも褒められちゃったからオールオッケー。志麻さんかわいい。」

「いや服装もスタイルも良すぎてあたしも毎回褒めてるし、なんならモデルスカウトされるくらい色んな人から褒められてるからね？？」

瑠「んーー。好きな人から褒められたら嬉しいじゃん？」

「うっ…」

ど、ド正論です…。

瑠「んで～？Aはどうだったの、キスしたの？」

「は？」