2 新幹線で一目惚れ【センラ】 (ページ14)

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会場に着き、スタッフに声をかけると、早速楽屋まで案内された。

瑠「まってよA、何も話すことが…」

「いや私も何も…どうしよ…」

センラさんに会ったことはある。
けれどそれはあくまでセンラさん、ではなく折原さん。
化粧をしてヘアセットばっちりのセンラさんに会うのはリリイベ以来だろうか。

スタッフ「こちらです。浦島坂田船さん、楽屋招待の方お連れ致しましたー」

うしさせ「「はーーい」」

スタッフ「はい、どうぞ？」

そう言って笑顔で扉を開けるスタッフさん。

恐る恐る前を見ると。

セ「え！Aちゃん？！うあ！え！」

う「うるせえ声でけえ」

さ「え！この子がセンラが言ってた早川さん！？」

し「生足……高身長……美脚……お姉さん…(ﾎﾞｿｯ)」

待ってなんで坂田さんまで知れ渡ってるんだ……。

センラさんが言ったのかな……？！

「あ、えと、はい、早川Aです…」

さ「思ってたよりも美人や～！よろしくなあ！」

そう言って坂田さんはまるで犬のように目をキラキラさせながら私のところまで来てくださって握手をし始める。

いや、可愛い、、、

セ「ちょ、坂田！困っとるやろ～！」

う「センラ嫉妬してやがる…(ボソッ)」

セ「うーーらーーたーーんんんんん？！」

う「ひぃっWWWごめんってばWWW」

いや、、、眩しい……かっこいい…

う「はあっ…WWWで？隣の子は誰推しなのかな？って言っても見た目で予想つくんだけど…」

瑠「志麻さん好きです」

し「えっっっっっっ！！嬉しい！！！！！」

う「今までの楽屋招待で1番嬉しがってるぞこいつ…(ﾎﾞｿｯ)」

し「だって！可愛ええやん！」

さ「ザ！まーしぃの好みって感じやね」

し「よう分かっとるやん坂田～！こんにちは、今日はほんまありがとうな？」

瑠「あっ、はい！こちらこそ…！」

いや瑠花のこんなところ見た事ないわ。
顔真っ赤にし過ぎだろ…

瑠「あ、あの、ずっと前から推してて、、超パのときに…」

あああ瑠花の志麻さん二人っきりの世界に入った…

セ「Aちゃん。」

「っあ…」

センラさん…