緑�き� ページ42
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俺は結局、流星を家にあげてしまった
もしヒートが来たらどうなるか。そんなんわかってる。
それでもええって思ってしまったんや
なんなら、その方が好都合なんかもって。
流星を利用するようで申し訳ないけど、いつも話す幼馴染くんのことを弟としか思ってないなら…
なんて、"流星と番になれるかも"って小さな期待を抱いていた
もう、こうするしかないねん。しげを忘れるには新しい相手を…
流星ならその新しい相手になれる。しげを忘れさせてくれるって思えんねん。
そんなことを考えながら朝から飲みまくりの流星の相手をしてたら
青「なぁ、神ちゃんってさ、運命の番とか見つけてるん？」
流星が急にそんなことを言い始めた
ちょうど番のことを考えてたからバレたんかと思ったけど、そんな感じではない
"運命の番"
しげがそうやったらよかったのに…
そう思いながらもきっとちゃうんよなって感じる
やって、俺がΩと伝えてから一緒におってもしげは抑え込むような、そんな素振り見せへんかったから
運命なら抑えられへんのちゃうん？
俺の微かな甘い匂いも感じてくれるやろ？
でも、一切そんなん…
俺の運命の番はしげやなくて、また別の誰かなんや…
青「おらんなら俺にしてみる？」
今日の流星はやっぱり何処か変や
今まで一緒にいて俺への好意なんて見せてこなかったくせに
青「俺ら、意外と運命の番かもしれんで？笑」
笑ってるけど、どこか寂しそうな流星に俺の胸も締め付けられた
なぁ流星。何があったか知らんけど、流星も俺と結ばれようとしてるん？
もしそうなら、俺はこのまま流星を利用してもええやろうか
そう思った俺はわざと流星の肩に寄りかかった
ヒートに入りそう。そうわかっていながら俺は…
青「っ……！」
「はあっ…やばい…流星っ…」
ほらな。きてもうた。
αの流星が俺のフェロモンに耐えられるはずがないねん
青「はぁっ、はぁ…俺も、やばい…無理やっ…」
「あ、らめっ…！薬っ、ぁ…薬あるからっ…！」
口ではこんなこと言ってるくせに、俺は受け入れてる
流星。お願い。俺を妊娠させて？
このまま俺を番にして？
流星に抱かれながら俺はずっとそんなことを考えていた
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まかろん(プロフ) - 枸杞さん» コメントありがとうございます！今回は結構グチャグチャな関係性なんですよね…赤と紫と桃の考えてることはよくわかっても、青と緑が…ってところがポイントなのかもしれません！ (7月26日 7時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 今までとまた違ってどんどん裏切りを受けてるようで、いつもと違うギャップ展開にはわわわ状態です！青ー！何してんねんー！笑 (7月15日 10時) (レス) @page25 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月11日 23時
