緑���� ページ37
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この想いに気づいたのはしげが中学を卒業する時
赤「今まではすぐ会えたけど、そうもいかんくなるなぁ」
「…そっか。しげは高校生やもんな…」
小学校と中学校はそこまで離れてるわけやなかったし、終わり時間もちょっと外で遊んでればすぐにしげも帰りの時間やった
しかし、高校に通い始めれば今まで通りにはいかへん
自宅から徒歩で行けた学校は、家から近い場所を選んだとしても自転車が必要になる
そのせいで朝練があれば今までより早い時間に家を出るし、午後練は終わる時間がわからへん
それに加えて、バイトを始めたら会う時間を作ることも難しくなる
小学生と中学生では感じなかった壁が、中学生と高校生になると分厚く感じて
その期間が1年もあると考えると胸がギュッと締め付けられた
この時、俺は初めて気がついたんや。
自分はしげのことが好きなんやと
でもこの恋が実るのか。
それは18歳の診断結果次第かも、なんて思ったりして
これまで関わってきた中で、しげの子供のように無邪気なところとか…
いろんなしげを見てきたけど
赤「なにそんな寂しそうな顔してんねん笑」
「いや…しげが遠くに行くんやなって思って…」
赤「遠くって、そんな遠くないやん笑」
「でも…」
赤「大丈夫やって！神ちゃんになんかあった時はすぐ駆けつけるから！な？だからそんな寂しそうな顔せんといて？」
こうやって俺の頭にポンと手を置いて優しい笑顔を見せてくれるしげを俺はたくさん見てきた
漢らしいところも、スマートなところも…いっぱいいっぱい見てきて
しげには可愛らしいところもあるけど、俺の中ではかっこええ印象の方が強かったから
しげと付き合うなら自分が彼女の立ち位置でしか考えられへんかった
だから俺はβかΩしかあかんねん
ほんでもって、しげもβかα以外の選択肢は俺の中でなかった
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まかろん(プロフ) - 枸杞さん» コメントありがとうございます！今回は結構グチャグチャな関係性なんですよね…赤と紫と桃の考えてることはよくわかっても、青と緑が…ってところがポイントなのかもしれません！ (7月26日 7時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 今までとまた違ってどんどん裏切りを受けてるようで、いつもと違うギャップ展開にはわわわ状態です！青ー！何してんねんー！笑 (7月15日 10時) (レス) @page25 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月11日 23時
