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青❷❺ ※←微裏要素あり ページ25




緑「ちょっと流星、そろそろやめとき!!」

「ぷはぁ…!むり!もう一杯や!!」


翌日。俺は高校の頃から仲のええ神ちゃん家に転がり込んだ。


朝から酒を飲みまくって、望を忘れようと必死になってた。


確か、神ちゃんってΩやったよな。


"流星は差別とかせぇへんやろ"って言って教えてくれた気がする


「なぁ、神ちゃんってさ、運命の番とか見つけてるん?」


酒なんかで望を忘れられるなんて思ってない


新しい人を見つける以外方法ないとわかってた


緑「…まだやで。急にどうしたん?」

「おらんなら俺にしてみる?」

緑「は?」

「俺ら、意外と運命の番かもしれんで?笑」


冗談混じりに呟いてみた


そしたら神ちゃんも俺の冗談に乗ってくれて


緑「せやな笑 運命って意外と近くにあるって言うしな笑」

「せやろ?笑」

緑「こんなイケメンが俺の運命やったら眼福やわー笑」


そう言って俺の肩に持たれる神ちゃん


その時やった。俺らの運命が変わる出来事が起きたのは…


「っ……!」

緑「はあっ…やばい…流星っ…」


まさか、神ちゃんがヒートするなんて思わんかった


これまでの人生、ヒートしてるΩに出会したことのない俺は理性の抑え込み方を知らんかった


いや、知らんというより本能的に抑えることなんてできんかった


緑「あ…ちょっ、りゅうせっ…!」

「はぁっ、はぁ…俺も、やばい…無理やっ…」

緑「あ、らめっ…!薬っ、ぁ…薬あるからっ…!」


抑制剤があることなんて知ってる


Ωのほとんどはそれを持ち歩いてることも


それに、ここは神ちゃん家やねんから無いはずがない


それでも俺は神ちゃんに薬を飲ませるなんてことしなかった


緑「ぁ…りゅっ…はあっ…らめっ…!」

「ふっ…ダメちゃうやん…笑 ぁ、やばっ…!」


俺らはそのまま神ちゃん家のソファーの上でゴムも付けずに繋がってしまった


でも俺の心の中は、"やめとけ"なんて一切思わんかったんや


逆に、"神ちゃんを抱いて望を忘れろ"そう思ってしまった


ごめん、神ちゃん。利用するようなことして…

青❷❻→←青❷❹



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まかろん(プロフ) - 枸杞さん» コメントありがとうございます!今回は結構グチャグチャな関係性なんですよね…赤と紫と桃の考えてることはよくわかっても、青と緑が…ってところがポイントなのかもしれません! (7月26日 7時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 今までとまた違ってどんどん裏切りを受けてるようで、いつもと違うギャップ展開にはわわわ状態です!青ー!何してんねんー!笑 (7月15日 10時) (レス) @page25 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まかろん | 作成日時:2023年7月11日 23時

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