桃�� ページ3
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この世界では18歳の誕生日を迎えると必ず検診をする
自分がαなのか、βなのか、それともΩなのか
義務として決められているから俺も誕生日に病院に行って検査をした
その結果、俺は"Ω"と診断された
"Ω＝社会的弱者"
そう捉える人も少なくない
だからこそΩは人に言うことができへん
俺も、Ωであることは家族…そして�陲舛磴鵑砲靴�打ち明けることができなかった
俺が生まれた時からそばにいてくれた流星にもその事実は伝えられへんかったのに
なぜか�陲舛磴鵑砲聾世Δ海箸�できた
きっと、それは8歳という歳の差と、恋心がなかったからなのかもしれない
3歳年上の流星が好きだと気付いた時には既に流星がαだと聞かされてた
俺がΩやと伝えたら流星がどんな反応をするのか、それが怖くて言い出せなかったんや
でも流星と同じくαの�陲舛磴鵑砲和臂翩廚笋隼廚辰涜任遡世韻�
俺の味方を作る意味でも
周りのみんなには自分はβやと嘘をつき、�陲舛磴鵑砲蝋腓錣擦討發蕕辰討�
ヒートが来る前には抑制剤でなんとか誤魔化してるし、�陲舛磴鵑�そばでサポートしてくれる
あの時、�陲舛磴鵑紡任遡世韻討茲�ったと思ってる
何度も助けられてるからこそ、ほんまに感謝してる
紫「おー、美味そうな匂いやなー！」
「ふふっ笑 それいっつも言ってるやん笑」
俺が朝食を作ってる間に着替えてきた�陲舛磴�
毎日のように作ってんのにいつもこの反応
作り甲斐があって嬉しいけど、そんな�陲舛磴鵑鮓�るといつも胸が締め付けられる
だって、この朝ご飯も全ては流星が褒めてくれたものばかり
どんなに時間が経っても俺の恋はずっと止まったまま
同じレパートリーの朝食に、同じレパートリーの昼食、夕食やって同じものばかり
特定のご飯を日替わりで出してるだけ
時々組み合わせを変えたりしてるけど、結局は一緒
唯一の救いは流星が褒めてくれた料理がいくつも存在するからそこまで被らんところくらい
それでも、作っているうちにレパートリーなんてなくなるから、結局は振り出しに戻るだけ
特に朝食に関してはレパートリーも少ないからほぼ毎日一緒のようなもの
せやのに美味しい美味しいと褒めてくれる�陲舛磴鵑剖擦�痛まない方がおかしい
「はい、どうぞ！」
紫「いただきます！」
丁寧な挨拶も流星とは全然ちゃう
ちょっと気の抜けたあの挨拶
俺はもう二度と、家の中という2人きりの空間で聞くことはできないかもしれない
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まかろん(プロフ) - 枸杞さん» コメントありがとうございます！今回は結構グチャグチャな関係性なんですよね…赤と紫と桃の考えてることはよくわかっても、青と緑が…ってところがポイントなのかもしれません！ (7月26日 7時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 今までとまた違ってどんどん裏切りを受けてるようで、いつもと違うギャップ展開にはわわわ状態です！青ー！何してんねんー！笑 (7月15日 10時) (レス) @page25 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年7月11日 23時
