赤❶❹ ページ14
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緑「俺、Ωやった…」
「なに落ち込んでんねん!元気出しや!」
緑「だって…」
「下に見ることはないって言ったやろ?」
神ちゃんの18歳の誕生日の日、診断が終わった後すぐに俺は呼び出された
俺の予想通り、神ちゃんはΩと診断された
それを真っ先に俺に伝えてくれた神ちゃんは少し落ち込んでいたけど
緑「わかってるよ。だからしげにはすぐ伝えたんやろ?」
「俺を頼ってくれたん?」
緑「頼るっていうか…その…早く伝えたかったっていうか…//」
どこか嬉しそうな神ちゃんに俺の頬は緩んでいた
神ちゃんも、俺のことを運命の番やと思ってるんかなって
もう少し。もう少しだけ待ってな。
神ちゃんが20歳になったら迎えに行くから
そうやって心から訴えかけて俺はこの日家に帰ったんや
でもそれが間違えやった
俺はこの日、事前に伝えるべきやった
"20歳になったら告白する。ほんで大学を卒業したら番になろう。それまで俺のそばで待っていてほしい"
そうやって、言うべきやったんや
なのに俺は言わなかった。
そのせいで今まで同じ道のりを歩んできた俺らは気が付けば離れ離れになり
ずっと近くにあった心まで遠くになってしまったんや
「え?やめた?」
緑『やっぱり違う大学がええなーと思って笑 それでちょっとランクは下がるんやけど違う大学に行くことしてん!』
神ちゃんのために頑張って受かった大学
やのに神ちゃんはその大学を受けずに別の大学を受けると連絡してきた
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まかろん(プロフ) - 枸杞さん» コメントありがとうございます!今回は結構グチャグチャな関係性なんですよね…赤と紫と桃の考えてることはよくわかっても、青と緑が…ってところがポイントなのかもしれません! (7月26日 7時) (レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 今までとまた違ってどんどん裏切りを受けてるようで、いつもと違うギャップ展開にはわわわ状態です!青ー!何してんねんー!笑 (7月15日 10時) (レス) @page25 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2023年7月11日 23時