帝王 142 ページ22
『背中は任せた』
日向・影山「「はい！」」
変人コンビとの共闘、
背中側の音駒は日向と影山に任せ、Aは梟谷の木葉・小見・猿杙・鷲尾・尾長の５人を見据える
一見、黒髪の美青年に分が悪いと思うかもしれない
それは全くの思い過ごしだ。
木葉「…まじですか」
『まじですよ』
小見「俺ら初っ端から“帝王”と対決かよ！」
彼の足元にある数個の爆弾(まくら)
それでこちらを1人で片そうと言うのか
5人 VS 1人 というのに涼しい顔で立つAは、何を考えているのか全く分からない顔をしている
鷲尾「あのオーラ…凄いな…」
猿杙「ちびった〜？」←
尾長「…え(ドン引き)」←
鷲尾「っなわけねーだろ！」
刹那、ボンッと3人の体に何かが当たる
『はいアウトー』
木葉・小見「「お前らぁああ！！」」←
当たったのはAが投げたまくらで、何やら茶番をやっていた隙に当てられたらしい
なんというか、呆気ない
『大人しく離脱してくださいよ』
木葉「先輩相手に生意気だな…っ」
ビュオッと、もはや枕ではない音をたてて飛んでくる枕
なんとかそれを受け流し此方も攻撃する
しかし簡単にキャッチされるので、自分たちの手持ちの爆弾(まくら)が無くなってきてしまった
木葉「小見やんお前リベロだろ！キャッチしろよ！」
小見「避けることで精一杯だわ！リベロがドッチボール得意とか勘違いしてんじゃねぇぞ！？」←
木葉「ドッチボールとは言ってねぇよ！枕投げだよ！」
小見「ルールとか同じじゃんか！」
「(ポンッ)」
木葉・小見「「……え？」」
豪速球でも重たい球でもない、柔い感触が体に当たる
目が点になる言い合いをしていた彼ら
『喧嘩両成敗』
木葉・小見「「負けたぁああ！」」
木兎「何やってんだよ2人ともォ！？」
先程、茶番をしている隙に枕を当てられたチームメイト
それとほぼ同じ終わり方をしてしまった木葉と小見は膝から崩れ落ちた
人の事言えないそれに、このチームの総大将である木兎は「ゲーンッ」とショックを受けている
梟谷というのは、熱くなると周り見えなくなるタイプが多いのだろうか
そうでなければこんな呆気なくOUTになる訳ない
こうして梟谷からいっぺんに5人もの離脱者が出て、それらを全て撃破したのはたった1人の美青年だった。
ー梟谷学園・残りー
木兎・赤葦
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青めがね エレン(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます！すぐに直しました！ (2020年9月1日 19時) (
レス) id: 1d378f5d2b (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - テストの結果の右と左逆ではないでしょうか？ (2020年8月29日 14時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
青めがね エレン(プロフ) - ゆうさん» 不覚でした…！もっと絡ませたいと思います…！！！ (2018年8月2日 2時) (レス) id: f25462aad7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 及川さんが最近出ていない、、、だと？！ (2018年8月1日 23時) (レス) id: ab32ce7f46 (このIDを非表示/違反報告)
青めがね エレン - いつきさん» 剣道仲間同士、よろしくお願いしますっ!『剣道仲間出来て良かったな。』うんっ!今なら某触手アニメの先生に勝てそう!!← (2016年2月21日 19時) (レス) id: 4cf2475332 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青めがね エレン
| 作成日時：2015年11月22日 16時
