【ブラクロ】もしもの世界【ウィリアム・ヴァンジャンス】

5-4 ページ43

ノエルside


「…っ、アスタ…！！」

どうしよう…アスタはあの子を守って攻撃が出来ない…！！

Aさんもゾンビと戦ってて動けない…！


私が助けないと…！！






─────









「この場はオマエに相応しくない。去れ、出来損ないめ…！！」









─────





…っ！！私…なんかが………









「ノエルちゃん！！！！」


「(ハッ！！)」



しまった…！！ゾンビが…！！









ボゴゥゥ！！！！！









「……あっ…ありが…＿＿＿＿」



「集中ーーーー！！！！」


「いっ…たあああああああ！！」


「ぶっ………！！！」


何するのこの人…！！！

Aさんは戦いながら笑ってるし…！！！


「暴牛の娘…まさかオマエの兄達に言われたことに臆しているのか…？」









─────









「シルヴァ家から追放同然だったっていうのに…＿＿＿＿」





「魔力の操作もロクに出来ない…＿＿＿＿＿＿」









───────









「……」


「そんなヒマは戦場には無い！！一つの判断ミスで一つの命が失われるぞ！！」





私のミスで……



「オマエは今ここに魔法騎士団員として立っているのだ！！自分の意志で魔法騎士団に入ったのならば…覚悟を決めて強くなれ！！」











「恥ずべきは弱い者ではない…弱いままの者だ！！」






「…っ！！」

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