第5章【王都襲撃】 ページ39
「王都が襲撃されている…だと…?!?!」
「…シレン。模型を。」
「御意。」
サッと動いてくれたシレンに出してもらったのは彼の魔法
「岩石創成魔法─世界を語る模型岩─」
「これは…王貴界の立体模型…?!」
「すげぇぇ…!!」
シレンの魔法は現地の人の声や魔力量までわかる
それは他のどの似たような魔法を持っている者だとしてもこれを超えるのは中々に難しいことだと思う…
ってそんなこと考えてる暇じゃない…!!
「そんな…!五箇所同時に…?!」
「どうやら相当な空間魔法の使い手によって一瞬のうちに現れたようだな…」
この王貴界は護衛の魔導師によって魔法障壁が張られているはず…
だけどどうやって…______
「いやコレ何待ち?!」
「アスタ君…?」
「助けを求めてるヤツらがいるのは充分わかった!オレはもう行く!!!」
「ちょ!アスタ君?!?!」
「どこへ行くつもりなのだアスタ…!まだ状況を把握し切れてないし…そもそもオマエは魔力の感知がまったく出来んのだろう?!」
「音のデカい方は行く!!」
ははっ…アスタ君って本当面白い…!
飽きさせないでくれるねぇ〜!
「フハハハハ!面白い!!貴様の力見せてもらおう!!」
なにか叫びながらアスタ君を追いかけていったレオポルド君
彼もまだ子供だねぇ…まぁそりゃそうか
あの子って確か16だもんね。若い…;
「レオの奴め…まだまだ子供だな。後でみっちり鍛え直してやらねば…!」
「…程々にしてやってね。」
「オマエが言うのなら…さて…!私に指揮されるのは癪だろうが聞け!!魔法騎士団員!!」
その場にいる全員の視線がフエゴレオンさんへと集まる
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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時