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はぁ…ため息をついてしまう。
ユノ君も申し訳なさそうな顔でこちらを見ているし…


「…別にいいよ。もう怒ってないし安心して。それに私に謝ることじゃないし。」

チラッとユノ君の方を見る

「…っ、はい…わかっております…」

「分かってるならいいさ〜。後で謝っておくんだよ。さて、早くご飯食べよ〜!」

その場で頭を下にさげたままのクラウス君を連れて席へと向かう

「…A。」

「…はーい。クラウス君ごめんね。」

「い、いえ!!私が悪いので…!」

謝ったのを確認するとウィリアムは席へと着く

「さて、皆揃っていることだし食べようか。」

全員揃っているため、ご飯を食べ始めた






「(あの時のAさん…本気ではないが本気に近い魔力を感じた。気をつけなければ…)」





空気が重たい…
きっと皆言いたいことがあるんだね…

なぜ認めようとしないの?

なぜ下民だと酷く当たるの?







………







「…美味しくない。」

「A…?」

「…もういい。ごちそうさま。」

「Aさん?!少ししか食べてないじゃないですか。」

「もういらないって言ってんの。」

味のないご飯を食べても意味がない
いつもなら残したりしないのに今日はなんだかあの空気では食べづらかった

「……」

「…Aさん。」

「あぁ…ユノ君。君は何も心配しなくていいよ、いっぱい美味しい物食べて明日に備えておいてね。」

いつも通りニコッと微笑み部屋へと戻る





─────────────









「はぁ…またやっちゃった…」

味のしないご飯を食べるのはいつぶりだろう
申し訳ない気持ちが込み上げてくる

今からでも戻って部屋で食べると伝えた方がいいかな…でも…









ガチャ











「A?戻ったよ。」

「…ウィリアム??」









───────


他の人を悪者にしたいわけじゃないので悪しからず…

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青い目の宝石さん(プロフ) - アメリアさん» コメありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからも精進していきますのでよろしくお願いします〜(*'ω') (2020年12月10日 7時) (レス) id: c88fb3b6cd (このIDを非表示/違反報告)
アメリア(プロフ) - めっちゃ楽しい物語ですね!!物語の進むテンポがとても見やすくて、、! 更新頑張って下さい!次の話を楽しみにしてます!! (2020年12月10日 7時) (レス) id: 2b297179dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青い目の宝石さん | 作成日時:2020年12月4日 19時

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