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学年一位のデートの誘い方 noe ページ5

学パロ。養護教諭(ab)と高校生(noe)。

side noe


テストで学年一位なんて、当たり前だった。いや、当たり前になるように努力をした。
両親に誉めてもらいたくて、すごいね。って言われたくって、必死に勉強した。
でも、両親は俺に目もくれず、何も努力のしていない弟に構いっぱなし。
あれ、これは俺、道を間違えちゃった?頑張らないほうが、構ってもらえた?
じゃあ、もういいや。

何もかも面倒くさくなった中学二年生のときに出会ったのが、近所に引っ越してきた大学生、阿部くんだった。

緑「へぇ、如恵留って頭良いんだね。」

noe「別に、そういう訳じゃないです。ただ、勉強してるだけ。」

緑「それがすごいんじゃん。努力できる人って中々いないよ。すごいね、如恵留。」
初めてだった。単元テストで百点だったのを見せただけで、こんなに誉められたのは。
すごい、すごい。って犬の頭を撫でるみたいにちょっと雑に、でも優しく頭を撫でられたのは。

緑「え、ちょ、如恵留!?なんで泣いてるの?俺、なんかしちゃった?」
あ、俺、泣いてたんだ。なんか、視界がぼやけてるなって思ったら、そういうことか。
泣いているはずなのに妙に冷静で、俺の涙を止めようとあたふたしている阿部くんが面白くて、笑ってしまった。
それにつられた阿部くんも、一緒になって笑った。


そんな阿部くんと俺の出会いは、三年前の話。
今は、俺は高校二年生になり、阿部くんは俺が通っている高校の養護教諭となった。

noe「阿部くん、今日も可愛いです。」

緑「はいはい、大人をからかわない。あと先生、な。」

noe「はーい。阿部ちゃん先生。」
みんなが呼んでいる呼び方で呼んでみれば、如恵留まで、と半分諦めモードの阿部くんが呟いた。
放課後の保健室。部活がない日はこうやって、阿部くんと話すというのが習慣となっている。
たまに、部活があっても阿部くんに会いたいって気持ちが勝っちゃって、ずる休みしちゃうときもあるんだけど、それを言うと怒られるから絶対言わない。

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葡萄 - 雪男のお姫様のパスワードおしえてください (2022年2月23日 21時) (レス) id: 02f8958579 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - airiさん» 『リクエストについて』にも書かせていただきましたが、ただいまリクエスト受付を停止しております。ですから、せっかくいただいたリクエストですが、お断りさせていただきます。これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。 (2021年8月13日 17時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストなんですけど、前の、兄弟に愛されすぎて困ってますって作品の続編って書いてもらうことは出来ますか? (2021年8月13日 9時) (レス) id: 496098c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - ことねさん» それでしたら、一度作者のボードまで来ていただけるとありがたいです。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - コメント失礼します。パート位置から読みたいのでパスワード教えていただきたてきたいて゛すヒントは読んだのですが難しい方よくわからないです、、 (2021年8月7日 3時) (レス) id: 23425c663f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青緑 | 作成日時:2021年5月30日 0時

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