勝ち目なし 黒白青(リク) ページ34
愛河さんからのリクエスト。
side 紫
楽しそうにクイズアプリをしている阿部ちゃんを可愛いなぁ。なんて眺めていると、撮影が終わったラウとめめが猛ダッシュで阿部ちゃんの両隣へ。
白「めめ!俺のほうが速かったから、退けて!」
黒「は?俺だし。ちゃんと見とけよ。」
緑「まぁまぁ、俺の隣は2つあるから、ね?」
仲良くして?という阿部ちゃんの言葉は耳に届いていないらしい二人は、お互い両隣を確保して譲らないまま、睨み合っている。
青「またやってんのか、」
紫「笑ってないで助けてやれよ。」
青「え、やだ。」
メンバーの中で唯一、この状態の阿部ちゃんを助けられるなべは、にやにやして観覧中。
本人曰く、戸惑っている阿部ちゃんが可愛くて、そのままにしたくなる。ということらしい。やべぇや、こいつ。
白「阿部ちゃんは、どっちといたい?俺でしょ?」
黒「いやいや、俺だよね?」
緑「えっと、毎回言うけど、三人っていうのは…?」
白黒「なし!」
えぇ、なんて毎度同じような返答に、同じような反応をする阿部ちゃんは確かに少し面白い。
そろそろ助けてやるか、と立ち上がった翔太は、三人の元へ。
青「阿部ちゃん、俺といる選択肢もあるけど、どうする?」
緑「え、翔太がいい!」
白「何で!いっつもじゃん!」
黒「やっぱりなぁ、しょっぴーには勝てないかぁ、」
絶対に譲らないというようにひっついているラウを翔太が剥がして、目黒は自分からとことこと照の隣へ。
しょんぼりしているラウは、俺の横に座って唇を尖らせている。
紫「やっぱ、なべには勝てねぇんだよ。」
白「そうだね。いつかは勝ちたい。」
分かるよ、ラウ。俺もね、ちょっと前までは、勝てるように頑張ってた。
でも、阿部ちゃんは結局翔太だし、面倒臭そうにしている翔太も満更でもない。
今だって、阿部ちゃんが翔太の手をにぎにぎして、それに翔太が笑って、すっごく幸せそう。
白「…なんか、勝たなくても良くなってきたかも。」
紫「分かるよ。見てるだけでお腹いっぱいだもん。」
こんな会話があったなんて、微笑み合ってる二人は想像もしてないんだろうなぁ。
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葡萄 - 雪男のお姫様のパスワードおしえてください (2022年2月23日 21時) (レス) id: 02f8958579 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - airiさん» 『リクエストについて』にも書かせていただきましたが、ただいまリクエスト受付を停止しております。ですから、せっかくいただいたリクエストですが、お断りさせていただきます。これからも頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。 (2021年8月13日 17時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
airi(プロフ) - はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます!リクエストなんですけど、前の、兄弟に愛されすぎて困ってますって作品の続編って書いてもらうことは出来ますか? (2021年8月13日 9時) (レス) id: 496098c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
青緑(プロフ) - ことねさん» それでしたら、一度作者のボードまで来ていただけるとありがたいです。お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 1ed3f7c2fe (このIDを非表示/違反報告)
ことね(プロフ) - コメント失礼します。パート位置から読みたいのでパスワード教えていただきたてきたいて゛すヒントは読んだのですが難しい方よくわからないです、、 (2021年8月7日 3時) (レス) id: 23425c663f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青緑 | 作成日時:2021年5月30日 0時