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A「あの、先輩方、助けてくれて、本当にありがとうございました」



ジェル「どういたしまして!」



ななもり「Aちゃん、急だけど今から俺たちの家に来てくれない?」



A「え?」



ななもり「色々聞きたいことがあるんだ。だからもし良かったら、ね?」



A「………わかりました。あ、でも管理表……」



キョロキョロと辺りを見渡し、記録の管理表を見つけた
それを拾おうとしたら、ななもり先輩が先に拾った



ななもり「これは俺が持って行くからAちゃんは先に三人の所に戻ってて」



A「でも……」



ななもり「きっと心配してると思うから。三人を安心させてあげて」



A「…わかりました」



ななもり「さとみくん、ジェルくん、お願いね」



さとみ「おう」



ジェル「なーくんが帰って来る前に三人には説明済ませておくな」



ななもり「うん」




___
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莉犬「A!!」



るぅと「遅いから心配しましたよ!!」



ころん「何か合ったの?」



門前で待っていた三人は私たちの姿を見ると一目散に掛け寄った



さとみ「怪異に襲われてた」



莉犬「えっ!!?」



るぅと「怪我はっ!!?」



るぅとくんがガッと私の肩を掴む
「ないよ」と言うと彼は「良かった……」と凄く安心した顔をした



ころん「さとみくんとジェルくんが助けたの?」



ジェル「あと、なーくんな」



さとみ「もうすぐなーくんも来ると思うけど………」



ななもり「お待たせ!」



ななもり先輩が来たことで早速私たちは
先輩の家に向かって歩き出した



そういえば、さっき"俺たちの"って言ってたけど………




___
__
_





A「大きい………」



大きなお屋敷みたいな家に私はつい口に出してしまった



A「生徒会の皆さんで住んいるんですか?」



ななもり「そうだよ!」



莉犬「Aって初めて俺らの家見るとき必ず驚くよね〜
Aの家だって神社だからそれなりに大きいじゃん」



A「え?どうして私の家が神社って知ってるの?」



それにその前の発言も………



莉犬「えっ!?あっ、あっ!!こ、ころちゃん!!ころちゃんから聞いたの!!」



A「あ、そっか」



一回家まで送ってくれた清水先輩から聞いたんなら納得出来るけど
でも、その前の発言は……本当にどういう意味なんだろう?



ころん「そんなところで話してないでさっさと入りなよ」



A「あっ、はい」

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作者名:レイカ x他3人 | 作成日時:2022年4月10日 10時

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