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るぅと「そうですね、前も言いましたが僕たちは同級生なので敬語は必要ありませんよ？」
A「で、でも……」
るぅと「じゃあ、僕も敬語は止めます。
あと呼び方もAさんからAに変えます
だからAも僕のことはるぅとって呼んで！敬語も禁止！」
莉犬「えぇー！るぅとくんだけずるい！！A！俺も莉犬って呼んで！！」
A「え………あの、えぇ………」
るぅと「ほら、試しに僕たちのこと呼んでみて！」
莉犬「A！」
二人のキラキラした瞳をこちらに向けられる
あの時、彼らと関わることに覚悟を決めたんだ
彼らとの距離が近くなることも覚悟を決めなきゃ
A「＿＿莉犬くん」
莉犬「！！」
A「＿＿るぅとくん」
るぅと「ッ………」
A「でも大丈夫？」
るぅと「うん」
莉犬「……」
嬉しそうな顔をする二人
そんな中、急に「危ない！！！！」と誰かが叫んだ
るぅと「！！」
莉犬「Aッ！！」
ボールがA目掛けて勢いよく飛んで来る
Aは咄嗟に目を瞑り、くる痛みに耐えようとする
が、中々その痛みが来ることはなく不思議に思い目を開けると
そこには先程まで居なかったころんがAを守るように抱き締めていた
A「清、水…せんぱ………！」
ころん「ッ！！」
莉犬「ころちゃん！A！大丈夫！？」
A「う、うん………」
ころん「大丈夫……休憩中だからって気ぃ抜いてんなよ。こういうことだってあるんだから」
A「あっ、はい……ごめんなさい。でも、助けてくれてありがとうございます」
ペコッと頭を下げると清水先輩は去っていった
るぅと「もう！ころちゃんは素直じゃないんだから」
莉犬「素直に無事で良かったって言えばいいのにね〜」
A「……」
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作者名：レイカ x他3人 | 作成日時：2022年4月10日 10時
