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4話 曖昧な境界線 ページ5

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「とりあえず中入って」



『うん、お邪魔します』



Aが靴を脱ぐ様子を見届けてから、キャリーケースの持ち手に手をかける。

横向きに傾けて持ち上げると、その大きさにしては案外軽いものだった。



『わざわざありがとー』



「ん、気にすんな」



『そういえばゲーム実況?やってるんだっけ?マンションの外観見た時も思ったけど、結構儲かってるんですね〜うっしーさん』



俺の後ろをつけるAは、きょろきょろと部屋を見渡している。

なんだか査定されているような気分で、俺まで落ち着かない気分だ。

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設定タグ:実況者 , 牛沢 , TOP4   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あお | 作成日時:2022年3月1日 18時

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