2話 ページ10
_棘side_
お昼休み、自販機に飲み物を買いに行こうと思い、廊下を歩いていると1人の女の子にぶつかった。
謝らなきゃ、そう思う前に彼女がバッと自分に対して頭を下げてきた。
『あ、ごめんなさい......』
大丈夫だよ、の意味を込めて「しゃけしゃけ」と言うと彼女は不思議そうな顔をしていた。
あ、初対面だから分からないのか....メモに書いて見せようと思い、取り出して前を向くと、もうそこに彼女はいなかった。
彼女の代わりに落ちていたのは1枚の報告書。
落としちゃったのか、先生に届けて彼女に渡してもらわないと。
そう思って報告書に手を伸ばして名前の欄を見て彼は驚いた。
それと同時に、真希とパンダに報告しないと、と考えた。
棘の拾ったそれは、棘たち1年生の運命を変える重要なものであった。
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プスメラ - あおさん初めまして、この小説は恋愛小説か?五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月12日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あお | 作成日時:2021年1月11日 11時