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5話 ページ7

学長?「五条、逢坂に部屋を案内してやれ。」





『え、それって』





学長?「合格だ、ようこそ呪術高専へ」





『〜〜〜っ、お世話にっ、なります.....』





五「おめでとう、A」





『えっと、「夜蛾だ、夜蛾正道。」!夜蛾さん、五条さん、改めてよろしくお願いします』





五「ふふ、よろしく


んじゃ、行こっか」





そう言った五条さんに手を引かれて外に出ようとすると、夜蛾さんに呼び止められる。


振り返るとこちらに飛んでくるぬいぐるみ。




夜「入学祝いだ、部屋にでも置いておけ」





『!ありがとうございます』





そう言って今度こそ五条さんと一緒に学長の部屋を出る。







校内を案内しながら色んな話をしてくれる五条さんが、不意に私の手元を見て



五「にしてもずるいなぁ」



と呟く。



『?五条さんもぬいぐるみ欲しいんですか?』





五「いや、いらない」





『えっ』





五「ずるいって言ったのはぬいぐるみじゃなくてね、Aに入学祝いあげてんのがずるいなって」




意味のわかってない私を無視してうーんうーん、と1人で何やら考えている五条さん。




え?学校案内の途中なのに、と思いながらも悩んでいる五条さんの横に立って答えが出るのを待つ。





五「よし、決めた!今度の週末、Aの入学祝い買いに行こう!」





『別に、いらないですけど....』



買い物するための外出なんてもうずっとしてないなあ、と考えながら話す。




五「学長からのはあんなに嬉しそうにもらってたのに!?!」





『そっ、れは....ぬいぐるみが、可愛いかったから......』





そう答えると急にニヤニヤしだす五条さん。


うわ、嫌な予感がする、と思ったのも束の間、ニヤニヤしたまま私の周りをぐるぐるし始める五条さん。



『え、あの、なんですか』





五「ん〜〜〜?いやあ、Aが可愛いなあって思って!」




そう言ってまたぐるぐるする五条さん。



どういうことなんだろう、ほんとに。





五「じゃあ入学祝いは僕が勝手に選んでくるね、ってことで次は部屋の方に行こうか!」





『えっ、ちょ、速!』



ツッコミを入れる隙もなく、手を取って走り出す五条さん。





ほんとに忙しい人だな、と思いながら手を引かれるまま着いていった。

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設定タグ:呪術廻戦 , 愛され , 五条悟   
作品ジャンル:アニメ
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プスメラ - あおさん初めまして、この小説は恋愛小説か?五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月12日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あお | 作成日時:2021年1月11日 11時

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