Prolog ページ1
" この世界は幸せに満ちている! "
なんて、誰が言ったんだっけ。
どこぞの宗教の人?
まあ、誰でもいいか、
誰でもいいけど今すぐ撤回してほしいね、そんなの嘘に決まってるでしょ。
現に私が幸せじゃないんだから満ちてなんかない、って殴り込みに行ってやろうかな。
と、考えながら自室の床に寝転がる。
「__あーあ、つまんない。
なんかこう、幸せになれるきっかけとかないかなあ。」
そう小さく呟き、窓の外を見つめる彼女。
( そんなこと言ったって私には誰もいないし、いや、いるって言えばいるけど.... )
「 こんなよくわかんないバケモンみたいなのと幸せになんてなれないでしょ、はぁ、」
その "バケモン" が自分の負のエネルギーを吸って大きくなっていることを、彼女はまだ、知らない。
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プスメラ - あおさん初めまして、この小説は恋愛小説か?五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年2月12日 20時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あお | 作成日時:2021年1月11日 11時