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・・・あれ?話進んでる割に完結から遠ざかってる? by駄作者 ページ37

「・・・は?誰が優しいですって?」

姫の目からまた涙がこぼれる。

「君だよ、”なよ竹のかぐや姫”。やっぱり君は、誰よりも優しい」

その涙を見ながら、帝はああやっぱり綺麗だなぁと思った。

「優しい君は、気付いてないのかもしれないけど。君は、”私のため”に月にたった一人で戻って、人知れず解決しようとしてくれてたんだろう?」

だって、人のために涙を流せる人はそうそう居ない。

彼女は、いとも容易くそれを実行してみせたけれど。

「―――――ありがとう。愛してるよ、姫」

「・・・なッッッ!!?」

最後の一言に、彼女の顔が羞恥に赤くなった。

余計だったかなと頭をかく帝。

いきなりの展開についていけてない姫。

「・・・・・はぁ。全く緊張感のない者たちだな。Aよ、我にあれだけ啖呵を切っておきながら愛の告白をされるとはたるんでおるな」

「はぁ!?私のせいじゃないし!!テメェ今すぐ死ね!!」

密かにガッツポーズをする帝。

当然ながら姫に肘鉄をお見舞いされて再び悶絶しはじめる。

「で?勿論私に一発殴らせるわよね?月の都のおーうサマぁ」

いきなり爆弾発言をする姫。

帝の頭の中は色んな意味でグルグルである。

「話飛んだな。何の話だ?」

「責任取れっつってんのよ。あ、勿論殴るのは私であってこの大馬鹿野郎じゃないから」

にこやかに断言する姫は、恐らく現在全宇宙で一番敵に回してはいけない存在だっただろう。

しかし。

「ほう・・・我の責任、だと?そんなものは存在せぬ」

王には、それさえも通じない。

あくまで自然に、動じることなく其処に居る。

「存在しない・・・か」

姫は、噛みしめるように小さく小さく呟いた。

「あくまで自分は善良だって言い張るわけね」

「実際そうだからな」

「・・・―――そう。ならば」

姫の目がギラリと光る。

昏い、どこまでも昏い光を宿した瞳。

「私が、力ずくで認めさせるんだから・・・・・ッ!!!」





〜駄作者〜

やっぱりこうなる。←

いつも力ずくで解決しちゃうキャラ崩壊かぐや姫w

大体殴る蹴るで決着www

・・・・・すいませんごめんなさい。

私が戦闘シーン好きなだけですごめんなさい見捨てないでぇえ!!(((

更新サボってましたすいませんでした。 by駄作者→←姫の口調が駆逐されてしまった件について。←


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設定タグ:かぐや姫 , ハッピーエンド , カ・オ・ス\(^O^)/   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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海 - カイ -(プロフ) - 藤花さん» まじでかw (2014年2月22日 15時) (レス) id: 9809438859 (このIDを非表示/違反報告)
藤花(プロフ) - 海 - カイ -さん» いやぁ、ノープランで書いてたらぎゅうぎゅうになっちゃっただけですよ((( (2014年2月22日 13時) (レス) id: 08ede39e9a (このIDを非表示/違反報告)
海 - カイ -(プロフ) - 完結乙~w50ピッタで終わんのとか色んな意味ですげぇわw (2014年2月21日 23時) (レス) id: 9809438859 (このIDを非表示/違反報告)
藤花(プロフ) - リリアさん» ありがとうございます!姫は私的にも好きなんですよー((( (2014年2月3日 16時) (レス) id: 08ede39e9a (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - 面白いです(≧▽≦)帝と姫が最高です!! (2014年2月3日 9時) (レス) id: 84a6dbabf0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藤花 | 作成日時:2013年9月1日 21時

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