【おそ松さん】結論:サイコパスは二人もいらない。【カラ松】 (ページ2)

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1.サイコパスはホームレス。ページ2

A「あ、まっつーん！どうどう？仕事の調子は！」

チ「ん？あぁ、Aちゃん・・今回もたぶん無理・・」

A「んもー、頑張りなよ～！」

軽く笑い飛ばしながら、いつもの道を歩いていた。

すると、見慣れない男性の影が一つ。

A「・・お、ねぇねぇお兄さーん♪」

チ「ちょ、ちょっとAちゃん、そうやって知らない人を口説こうとするのは・・・っておま、」

私はチョロ松の制止を聞かず、男性の方へと走った。

カ「・・フッ、何か用か、カラ松girl」

A「・・・っ」

チ (あーあ、何でコイツが・・Aちゃん絶対引いてるよ・・・)

A「Foooooooo！！！」

チ「え？」

カ「え？」←

A「ヤバい！ヤバいよお兄さん！そのグラサンとかヤバいね、超イケてる！明日、スタバァにでも一緒にどう？私たちって本当に運命だよね！あ、そうそう名前は？私はAっていうんだー、よろしくー♪って・・あ」

調子に乗ってずっと話し続けていると、チョロ松に『しー』という合図をされた。

そりゃあそうだ、さっきから人目がすごいもん。

カ「・・全く、お喋りなmouthだな・・・俺の名前はカラま(( チ「もー、Aちゃん？公共の場でナンパしたらこういうことになるんだよ？分かった？」

A「はーいっ、チョロ松母さん！」

チ「ナチュラルな感じで母さん呼ばわりしないで！！」

A「・・ん？」

ふと後ろを振り向くと、さっきのお兄さんが隅っこでいじけていた。

A (・・・はっ、これは私の慰めスキルが問われる・・！よし、ここはいっちょユニークにいってみよう！)

私はもう一度お兄さんに駆け寄り、スケッチブックとペンを取り出した。

チ「・・もー、Aちゃん？さっきの話・・ってそれどこから出したの！？」

A「いーの、メイドイン俺だから！」

チ「全くこのホームレスは・・」

A「おっにいさーん！やっぱり泣いててもイケてるね！っていうことで私はそれを心と現実のキャンパスに残そうと思うんだ、いいでしょ？あー、あと、スタバァの件はどう？また連絡してねー♪そうそう、それで・・ぅわっ！？」

また調子に乗って話しすぎたかと思うと、お兄さんは私の手を握りしめていた。

A「は、はい・・？」

いまいち状況が飲み込めない。

カ「・・・・俺を、養わないか？」

A「あの・・・できることなら私を養ってくださいお願いします・・」

ーーホームレスって過酷なんです・・。