片羽の蝶【鬼滅の刃×呪術廻戦】

家族の仇 ページ12

五条「Aちゃ〜ん！
何してんの？」


『貴方には関係のないことです』

五条「冷たいなぁ…」


『これから僕、
行くところがあるので、失礼します。』


五条「僕も行く〜!!」


『はぁ？』

五条「いいじゃんいいじゃん、
一人称“僕”仲間、仲良くしようよ」





〜30分後〜

『…ここで待っていてくださいね、
任務とか来たら、僕は貴方をほっていくし
貴方も僕をほっていって』


20分近く格闘の上
僕が折れた。









・・・訪れたのは、
カナエ姉さんのお墓。

しのぶ姉さんとカナヲ姉さんと話し合って決めた。
「自分が命を懸けて最期に護ったところに
お墓を立てて見送ってあげよう」

というもとはしのぶ姉さんの意見だ。


『(姉さん、久しぶり。
なかなか来てあげられなくてごめんなさい。僕は今、任務で此処に来ました。
そうそう、いつかの日にお伝えしたことがありましたよね。


「〇ぬならカナエ姉さんたちと同じ場所がいい。」と。


叱られてしまいましたが、あれは本心です。
泣いて、笑って、時を共にした家族と同じ場所に眠りたい。
こう思っています。
鬼殺隊隊員…いいえ、柱としても、一人の人間としても一人前になり
悔いのない〇に方をしようと思っています。生前に伝えられなかったことを深くお詫びいたします。

しのぶ姉さんやカナヲ姉さん。アオイ、なほ達のことは、
僕が命を懸けて護ります。どうか、見守っていてください。


それでは。)








…また、来ますね。』



カナエ「頑張ってね、A
まだ、〇んじゃダメよ」



どこからか、
カナエ姉さんの声が聞こえた気がした。









僕は僕の任務を遂行するのみ。






・・・例えそれが、









死を意味していても。

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