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第九話▼ ページ9







「わたしは明るく見えるかな?」




「……それは良かった。わたしはお姉さんだもの。明るくなくっちゃ!」





髪が長い方が、大人っぽい。


眼鏡をかけた方が、大人しく見える。


笑った方が、優しく見える。







「みんなわたしを、必要として?」



頑張ってるわたしを、見てください。








……わたしはわたしを、どうしたかったのかな。



わたしはあなたが、あなたにだけ必要とされたかった。






それが出来なくなるのは、つらい以外無いよ。








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設定タグ:オリジナル , シリアス   
作品ジャンル:詩/ポエム, オリジナル作品
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作者名:碧季 | 作成日時:2015年12月22日 7時

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