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第十七話△ ページ17









これは夢なのだろう。一発でわかった。


なぜなら、




あいつが、目の前にいたから。







「やっほー!久しぶり!」



うわっ、しゃべった。


まず辺りを見渡すと、私とあいつの思い出の場所、秘密基地と名付けた小さな空間であった。



目の前のあいつを見ると、昔と何一つ変わらない姿で。

少しだけ、大人びたようにも見えたが、どうであろう。




ただまあ、


「元気そうで、良かったよ」




そう言うと、あいつらしい、照れ臭そうな顔で笑った。


なつかしい、私の大好きな笑顔。







第十八話△→←第十六話□



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設定タグ:オリジナル , シリアス   
作品ジャンル:詩/ポエム, オリジナル作品
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作者名:碧季 | 作成日時:2015年12月22日 7時

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